合気道との違い

合気道と不二流体術は同じに見えて明らかに違います。

合気道開祖・植芝盛平師、親和体道開祖・井上方軒師を源流に、真の合気武術をめざしてより実戦的に練り上げたのが、不二流体術開祖・古賀不二人師です。
戦後間もない頃より全国各地の警察、海上保安庁等から招かれて指導に当たり、多くの門下生を輩出しました。
二代宗家・田中光四郎師を経て、現宗家・大島竜太郎師に伝えられた不二流体術の奥義は、講道館出身の柔気流宗家・八木不動師から伝授された柔気流の技を加えて、今や一段と深みを増しています。
開祖より伝承し得なかった埋もれた技を現代に蘇らせたばかりでなく、さらなる研究・研鑽の末、古武道の魂と共に、現代に生きる真の合気武術として集大成されたのです。

不二流体術の技の基本は「一位流合気古武道」の古来の技です。
現在の合気道や合気系は、もれなく「開祖が晩年やっていた稽古」を基本に学んでいます。しかし達人になるためには、そこに至る過程が重要であるはず。達人は20代・30代の時から晩年と同じ稽古をしていたでしょうか。けっしてそうではなく、50代・60代になって力を削ぎ落として、晩年の稽古を編み出しました。その過程でさらに強くなることによって、達人の域に到達したわけです。
やはり最晩年のやっていた技だけでは無く、中心軸や丹田からの武道的な力の出し方等のソフト面とハード面の両方を練り上げないといけません。

従って、現在の合気道の稽古・晩年の稽古をしても絶対に強くはなれません。
その点、不二流体術では、長期的な展望に立って段階を経て稽古を教えるため、「実践的な活きた技」がきちんと継承されて行き、確実に強くなります。

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