合気道との違い

まずは不二流体術と最も似ていて混同されやすい合気道との違いを説明します。
不二流体術は合気道に似ているのではないかと思われる方も多いでしょう。確かにどちらも護身術として発展してきた武術、武道です。ですが、合気道と不二流体術には大きな違いがあります。
もしあなたが合気道を習いに道場に通うとすると、必ず指導者から技を教わります。多分あなた自身も護身のための技を得ることが目的で通うのでしょう。
ですが、実はその技は合気道の「開祖が晩年にやっていた稽古」なのです。合気道場に入門して間もないあなたが達人の晩年の技を習ったとしても、果たしてそれを正しく使うことができるでしょうか?達人のように鍛えられ洗練された体を持っていないあなたがそのような技を習ったとしてもそれはきっと形だけのものとなるでしょう。いざというときにその未熟な体で行う達人の技は無意味なものとなってしまいます。
 不二流体術と合気道の大きな違いはそこにあります。不二流体術は技を習う前に徹底的な体作りをします。体の中心軸や丹田(おへその下の指4本分くらいのところ)からの武術的な力の出し方を学びます。そういった鍛錬を経てようやく技を使える体が出来上がるのです。
一見すると、まず体づくりから始まる不二流体術は合気道よりも時間がかかると思われるかもしれません。ですが本当の意味で「技」を使えるようになるためには、不二流体術の方が遥かに近い道なのです。

現代空手と、不二流体術の違いを体感してください

不二流体術は、現代空手のように、闇雲に稽古の数を増やすのではなく、
身体に隠されている未開発な部分に焦点を当て、この先さらに伸びる方向性を模索して行きます。


体術の稽古法は、1万回 空手の型をするよりも効果的です。
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