【日常生活に古武術を取り入れよう②】体に負担がかからない歩き方、「古武術歩行」についてご紹介します。

 皆さんこんにちは。突然ですがあなたは歩くことが好きですか?「疲れるから歩きたくない」「長時間歩くと膝が…、腰が…」と、疲労や痛みを理由に歩くことをさぼっていませんか?
特別な場合を除き、多くの場合において長時間歩くことで膝や腰を痛めたり、疲れやすくなったりする原因は「歩き方」にあると言われています。歩き方が悪いと知らず知らずのうちに体に負担がかかり、身体的にも精神的にも疲労してしまいます。

今回は、歩くとすぐに疲れてしまう、歩くのが好きではないというあなたに是非読んでいただきたい、「古武術歩行」についてご説明します。
長時間歩いても疲れにくく、そして身体を痛めることのない歩き方のポイントは「古武術」にあります。
今回はこの効率的で疲れにくい歩き方、「古武術歩行」についてご紹介しましょう。

効率的な身体運用を最重要とする「古武術」

古武術というのは、武士の時代に戦闘や合戦の中で生まれ、発展してきた総合武術のことです。
いつ何時、いかなる状況下でも自分が本来持っている力を最大限に発揮すること、そしてそのために人間の生理に沿った効果的な身体運用を行うことが古武術において最重要とされています。
つまり古武術を学ぶことで、自身の身体を無理なく無駄なく、効率的に動かすことができるのです。
古武術はもともと武士の戦の中で生まれた武術ではありますが、こういった効率的な身体の使い方は武士以外の昔の人々にも浸透していたようです。

飛脚が1日200㎞以上走れた理由は古武術にあり!

ちなみに江戸時代の飛脚は1日で200㎞もの距離を走っていたと言われています。東京-大阪間を2〜3日で走ったというのですから、今考えると超人的な能力の持ち主だったと言えますね。ただ飛脚に限らず、この時代では一般の人々でも1日40㎞もの距離を歩いていたそうです。
彼らがそれだけの距離を、体を痛めることなく歩けた理由は何なのでしょうか?
ズバリそれは体を痛めない、つまり体に負担をかけない歩き方を知っていたからです。

地面を蹴らずに歩くのが古武術歩行の基本!

 それでは実際に古武術歩行がどういったものなのかをご説明しましょう。
普段、私たちが「歩く」という動作をする時、かかとを上げてつま先で地面を蹴るのが一般的です。さらに言うと歩く際、腕を大きく振ることもウォーキングの基本とされていますね。
実はこの歩き方は腰を痛める原因となっているのです。
古武術歩行では、つま先で地面を蹴らなければ、大きく腕も振りません。
まず、立った姿勢で膝に少しの緩みを持たせます。腕はそっと体に添わせる感じ。
そして歩く際、つま先に力を入れず、かかとを浮かせず、そのままつま先からかかとまで足の裏全体を一緒に上げます。そして前にスッと平行移動する、これが古武術歩行の第一歩です。これが最も体に負担の少ない歩き方なのです。

ちなみに前述した飛脚も、地面を蹴らずに走っていたと言われています。体の重心を前に傾けることで、体が倒れそうになり自然と脚が前に出ます。それを繰り返すことで筋力を使って脚を上げたり地面を蹴ったりする必要がなくなり、最も省エネで効率的な走り方を実現していたのです。 
さらに古武術歩行でもう一つ大切なことは、体の中心に真っすぐ通った一本の軸、つまり体軸を意識して、体軸がぶれないように歩くことです。歩く際に体軸がぶれてしまうと体に余計な負荷がかかり、怪我の原因ともなってしまいます。
以上が古武術歩行の基本になります。

古武術歩行を身に付けるには稽古が必要!

「古武術歩行」については、一時ブームにもなったということもあり、多くの本やYouTubeなどでも紹介されており、一見簡単にできるような印象を与えますが、足の上げ方を意識したり、体軸がぶれないように歩いたりすることは意外と難しく、本やメディアの真似事だけでは体得できないものなのです。
無理なく効率的に歩く方法を本気で身に付けたいとお思いでしたら、古武術を教えている道場に通うことをお勧めします。

古武術・不二流体術について

とはいえ、いざ「古武術を学びたい」と思っても、意外と古武術を教えている道場というのは全国で見ても少ないのです。剣道や柔道、空手などの現代武道は、競技人口も多く道場も日本各地にたくさん存在していますが…。
そこでこの記事を読んでいただいているあなたに朗報です!もしあなたが愛知・大阪近辺にお住まいであれば、是非体験していただきたい道場があります。それが今回ご紹介する「不二流体術名古屋・大阪道場」です。
不二流体術とは古武術の一種で、武士の戦から生まれた体術技法のことです。不二流体術は基本的にルールや試合がなく、実戦や有事で使える技を学びます。そして不二流体術の稽古の特徴としては、そういった技を使えるようになるための「身体作り」を徹底的に行うということです。
身体作りと言っても、激しい筋トレをしたり走り込んだりするようなものではありません。人間の生理に沿った効率的かつ効果的な身体の使い方を学びます。
つまり、古武術に必要な基本的な姿勢から、前述したような無理のない、そして無駄のない歩き方など、普段の日常生活に活かせられるような動作を日々の稽古で身に付けることができるのです。

不二流体術を学ぶことで、相手に打ち勝つ強い身体、疲れや怪我を防ぐ丈夫な身体、そしてしなやかで美しい身体を得ることができるのです。

もし古武術・不二流体術に興味を持たれましたら、是非一度ご連絡ください。お待ちしております!
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まずは個々のご都合で結構です。ぜひ、一歩前に踏み出しましょう。
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