近年、子どもの習い事の一つとして「武道」の人気が高まっています。
「強い心と体を養ってほしい」「礼儀作法を身に付けてほしい」といった理由から、子どもに武道を習わせる親も多く見られます。
また、子ども自身でも「カッコいいから」「ヒーローに憧れて」といったような動機で武道を始められることも多いようです。
一言で武道と言っても、剣道、柔道、空手などその種類は様々。
今回はこのような一般的に知られている武道とは少し違った「古武術・不二流体術」についてご紹介しようと思います。
武道を習っているお友達とはちょっと違う「古武術」を習うことで「カッコ良さ」も増すこと間違いなしです。
古武術・不二流体術とは?
それでまず不二流体術とはどういうものなのかをご説明しましょう。
不二流体術は古武術の一種です。古武術というものをご存じですか?
近年、腰痛・肩こりの防止、体に負担をかけない立ち方や歩き方、体の効率的な使い方を学べる方法として、この古武術というものが注目されています。
古武術は、元来武士の時代において戦で勝ち抜くための技として誕生し、発展してきた日本の伝統的な武術の総称のことです。
古武術の中には、柔術、剣術、居合術、槍術、体術など様々な種類があり、不二流体術はその中の体術にあたります。体術は主に素手または短い武器を持って戦う戦法のことです。
剣道や柔道、空手など私たちに親しみのある武道は、この古武術に対して「現代武道」といい、古来日本で伝わってきた古武術を基にし、そこへ西欧のスポーツ的要素を取り入れた運動のことなのです。つまり古武術はこれらの現代武道の基礎となっている武術だと言えるでしょう。
また不二流体術は護身術の一種です。護身術では相手に攻撃をかけるというよりは、相手からの攻撃を受けにくくする術を覚えます。
つまり、護身術・不二流体術を学ぶことで、日常生活において万が一起こり得る危険な状況から自分を守る力を習得することができるようになるのです。
今回は、子どもの習い事にこの不二流体術をお勧めする理由をご紹介しましょう。
<h2>子どもに不二流体術をお勧めする理由
それではこれから、子どもが不二流体術を習うメリットをいくつか挙げてみましょう。
自分の身を自分で守れる力を習得する
上述したように、不二流体術は護身術です。護身術を習得することで、自分の身を自分で守ることができます。
子どもの安全を守る為に、できるだけ子どもから目を離さないようにするということは大切ですが、登下校や習い事に行く時など、どうしても子どもが一人で行動せざるを得ない場面も日常生活には多く見られます。そしてそういった場面を狙った凶悪な犯罪も少なくありません。
そのような万が一の時に、子どもが自分で自分の身を守ることは非常に大切です。
不二流体術・名古屋道場の子ども教室では、こういった実際に起こり得る場面を想定して実践的な護身術を教えています。子どもにとって最も重要な護身方法は、「逃げること」「大声を出すこと」「上手に受け身をとること」なのです。簡単そうに思えますが、とっさの時にすぐに逃げたり、大声を出したりすることは意外と難しく、日頃からそういった練習をしていなければいざという時にできないものなのです。
不二流体術ではそういった突然起こり得る危険な場面で、とっさに行動を起こすことができる、より実践的な護身法を学びます
礼儀作法が身に付く
不二流体術・名古屋道場では、稽古の前後に皆で正座をして心を込めて挨拶をし、また感謝の気持ちを持って自分たちの稽古場の雑巾がけをします。普段の生活ではあまりすることのないこういった行動を通して、子ども達は礼儀や作法を学びます。
それによって落ち着いて行動ができる子、何事にもじっくりと考えられる子に成長するのです。
自分自身で心身のコントロールができるようになることは、勉強や運動をするに当たって非常に大切なことです。
また、礼儀作法が身につくことで、人を敬う心を養うことができます。家族や友達、そして他人に対して、相手の気持ちを理解しようとし、相手を尊敬する気持ちが生まれます。
強い体を作り、体の使い方を覚える
護身術を学ぶ上で大切なことは自身の体力です。それは大人も子どもも同じです。
不二流体術・名古屋道場の子ども教室ではまず体力作りをして身体能力を向上させます。
不二流体術独自の、体の様々な部位を動かす運動や様々な部位を鍛える稽古をします。それによって体の使い方を覚えていきます。
あらゆるスポーツにおいて、体の使い方を知っている子どもと知らない子どもとでは、その上達度合いが全く異なります。上手に体を使える子どもはどのようなスポーツをしても、すぐに感覚を掴み、メキメキと上達していくのです。
不二流体術を通して強い体を作り、体の使い方を覚えることで、この先、どのようなスポーツをするにしても、間違いなくそれらは活かされます。
正しい姿勢が身につく
不二流体術の稽古によって、正しい姿勢を身につけることができます。
正しい姿勢というと、一般的には胸を張りお尻をキュッと上げるようなイメージをされる方が多いでしょう。
しかし、この姿勢は一見美しく見えますが、長時間この姿勢を維持することは難しいのです。というのも、実はこの姿勢では肩や腰に負担がかかっているからです。
不二流体術での武術的姿勢は、骨盤を立てて体の中心に一本の軸が通った姿勢です。
頭から足先まで真っ直ぐに軸の通った姿勢は長く維持していても疲労感を感じません。
つまり常にその美しく正しい姿勢を保つことができるのです。
子どもの頃に悪い姿勢が続くと、骨盤や背骨が歪んだ状態で筋肉が発達し、体形が歪んで成長してしまう恐れがあります。
また姿勢が悪いと、何かスポーツをする際に怪我をしやすくなります。
さらに猫背が続くことで、イライラしたり疲れやすくなったりし、将来的に肩こりや腰痛に苦しむことも多いのです。
不二流体術で正しい姿勢を身につけることで、あなたのお子様の健やかな成長に大いに役立ちます。
精神的な強さ、集中力が身につく
上述したように心身のコントロールや正しい姿勢が身につくことで、子どもは精神的な強さを得ます。そして何事にも集中する力を身につけます。
近年、子どもの落ち着きのなさや集中力のなさが一つの問題となっています。
原因は、長時間にわたるゲームやYouTube、不規則な生活など様々ですが、集中力がなくなると勉強やスポーツはもちろん、将来的に仕事をする上でもかなりのデメリットになってしまうでしょう。不二流体術を学ぶことで、少しのことでは動じない精神的な強さ、そして集中力を身につけ、心身共に立派な人間に成長することができます。
以上のように、不二流体術を学ぶことはお子様の成長に多くの良い効果をもたらします。
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