【稽古の様子】護身術・不二流体術の普段の稽古の様子をご紹介します

こんにちは。不二流体術・名古屋道場です。皆さん、古武術というものをご存じでしょうか?古武術とは日本古来の武術で、本来武士が戦において勝ち抜くための技として発展しました。
近年この古武術が非常に注目を浴びています。その理由として、古武術の基本となる姿勢や歩き方、効率的な体の使い方が、腰痛や怪我の防止、介護の負担軽減などに活かされるからです。
とはいえ、古武術を習える道場というのは、日本全国で見ても意外と少ないものなのです。
古武術を習ってみたいという方に今回是非お勧めしたいのが、不二流体術・名古屋道場です。
不二流体術とはこの古武術の一種で、護身術として知られています。
不二流体術の特徴としては、年齢や性別に関わらず誰でもすぐに始められるということです。

もしあなたに武道経験がなくても、体の小さな女性であっても、また年齢を重ね体力が落ちてきたと感じている方だとしても、問題なく今から不二流体術を学ぶことができます。
不二流体術での稽古を積むことで、強い体、効率的な体の使い方を身に付けることができます。それによって今のあなた以上に、身体的・精神的な強さを得ることができるでしょう。

不二流体術・名古屋道場では実際に、性別・年齢に関わらず皆さん同じように稽古に励んでいます。そしてそれぞれがそれぞれの目的を持って、自身の心と体を強く成長させています。
今回は不二流体術・名古屋道場の普段の稽古をご紹介しましょう。

最初は礼から始まります。「礼に始まり礼に終わる」は武術・武道の基本です。

1. 拳を握りお互いを押し合う
(ポイント)
相手の拳に触れた点から、力が体全体に伝わっていくのを感じる稽古。
もし腕など体の一部分だけで受け止めてしまうと、力が途中で逃げてしまう。

2. 両手で棒を持ってグルグル回す
(ポイント)
指から手首まで力を繋げる練習。
力が関節を伝っていくことを意識する。

3. 相手と手を交差させて強く押し合う
(ポイント)
交差させている手は相手の体の中心を狙う。
相手から与えられる力を、手だけではなく足の先まで伝えて受け止める練習。
※体の軸がぶれてしまっていると倒されてしまいます。

4. 片足を上げて真っすぐに立つ
(ポイント)
軸足に全身の力を載せる練習。軸足の強化と、上げている足の関節の柔軟性を高めます。
真っすぐに足を上げるバージョンと斜めに上げるバージョン。足が斜めになっても体は真っすぐに保つ練習です。
※体に一本の中心軸が通っていないとぐらついてしまいます。

5. 相手と向き合って片足を上げる
(ポイント)
相手と向き合うことで、自分がぶれているかどうかが分かりやすい。

6. 椅子に座って両足を上げる
(ポイント)
 背もたれを使わずに足を上げた状態をキープ。丹田を意識し、丹田に力を入れる練習。
※丹田に力が入っていないと、この状態をキープできません。さすがは先生、全くぶれません。

7. 相手と向き合って脛(すね)を強く押し合い、相手を倒そうとする
(ポイント)
相手と押し合うことで、自分が丹田を使えているかが分かる。力の差ではなく、丹田を使えているかどうかが勝敗を分けます。

8. 床に座ってゆっくりと前へ進む
(ポイント)
始めは足に床に付けて進み、最後の1~2mは足を上げて進む。足を上げると一気に難易度アップ。
前に手を合わせることで、体がぶれているかどうかを感じやすい。

9. 手の平を広げた状態で上からまっすぐに振り下ろし、その勢いで相手を掴む。
(ポイント)
上から振り下ろすのは、肘が曲がったり外へ広がったりすることを防ぐため。こうすることで真っすぐに強い力を伝えることができます。

ここまでが普段の稽古の一連の内容です。最後は礼で終わります。

稽古の後は、先生も含め皆で道場の雑巾がけをします。
感謝の気持ちを持って全員で道場を綺麗に掃除することはとても大切なことです。

ちなみにこの雑巾がけは不二流体術・名古屋道場の子ども教室でも行っています。
大人にも子どもにも言えることですが、特に子どもにおいては、雑巾がけは体づくりにとても良い影響を与えます。
四つ這いになり、全身の力を調整して、真っ直ぐ前に進む雑巾がけは、脳と筋肉や関節をスムーズに連携させる必要があり、普段からそういった動作を繰り返し行うことで、自分の体を上手に扱えるようになります。
また雑巾がけによって、体幹を始め全身の筋肉をバランス良く鍛えることもできます。
体にバランスよく筋肉がつき、自分の体を上手に扱える子は、どのようなスポーツをするにおいても必ず伸びていきます。このように稽古が終わった後の雑巾がけ一つにしても、私たちは大切に思い行っています。

いかがでしたか?以上が、不二流体術の普段の稽古の流れです。少しでも稽古の雰囲気を感じていただけたでしょうか?
ご覧いただいてお分かりのように、稽古の時間のほとんどを「体作り」に費やしています。
不二流体術名古屋道場独自の練習法で、体の軸のとり方、丹田の使い方、全身への力の伝え方などを学びます。
地道な稽古に思えるかもしれませんが、基本的な体の使い方や力の出し方をしっかりと身につけることで、次のステップである技の習得が可能となるのです。
形だけでなくより実践的な技を使えるようになるためには、こういった基本的な体作りが最重要なのです。これこそが本物の武術・本物の護身術なのです。

不二流体術に興味を持たれた方は、是非「不二流体術・名古屋道場」へご連絡ください。
あなたの新たな第一歩を応援しています。
☏052-880-4504

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