【日々のマスク生活で“口呼吸”になってしませんか?】口呼吸を解消する呼吸法をお教えします


 新型コロナウイルスの影響で、マスクが手放せない生活も三年目となりました。マスクは感染拡大を防ぐ上で非常に効果的ですが、その一方で最近では長時間にわたるマスク着用の弊害も懸念されています。
その中の一つに「口呼吸」があります。人は本来鼻から息を吸って鼻から吐く「鼻呼吸」をしています。ですが、コロナ禍のマスク着用が原因で鼻呼吸から口呼吸になっている人が非常に多く見られるのです。
今回は、マスクと口呼吸の関係、口呼吸による体への影響をお話し、最後に口呼吸を防ぐために是非取り入れていただきたい「丹田呼吸」についてご説明します。

マスクと口呼吸の関係


マスクを着用していると、なぜ鼻呼吸から口呼吸になってしまうのでしょうか?それはマスクをしていると空気を吸い込む時の抵抗が大きくなり、より強い力で吸い込む必要が出てくるからです。人はより強い力で空気を吸おうとすると、口を使った口呼吸になってしまうのです。
また、マスクをしていると自分の吐いた二酸化炭素がマスク内にこもりやすくなります。そうなると次に吸い込む空気には二酸化炭素の割合が増えるので、息苦しさを感じるようになります。これも口呼吸になる原因の一つです。
さらにマスクは口の周りの熱をこもりやすくします。そうなることで人は無意識のうちに血管が多く集まる喉の周りを冷やそうとするので、口呼吸をしようとするのです。
今年(2022年)の夏は猛暑が予想されています。そんな中でのマスクの着用によってさらに口周りの熱がこもり、口呼吸をする人が増えてくると思われます。

口呼吸が体へ及ぼす影響


口呼吸をすることで、体に様々な悪影響を及ぼします。次にこれらの悪影響についてご説明しましょう。

風邪や感染症、アレルギーにかかりやすい

鼻から呼吸する「鼻呼吸」の場合は、鼻の穴の中に生えている細かい毛や粘膜が、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウィルス、アレルギー物質を排除してくれます。一方、口呼吸ではそれらを排除する機能が備わっていないため、ダイレクトに気管に入ってくるので、風邪をひいたり感染症やアレルギーにかかったりしやすくなるのです。

喘息を引き起こしやすい

また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも、副鼻腔の働きにより、加湿・加温された状態で気道に空気を届けてくれます。一方、口呼吸ではその機能がないため、冷たく乾いた空気が肺へと送られます。それが喘息を引き起こす原因となることがあるのです。

虫歯や歯周病、口臭の原因となる

口の中の唾液には「リゾチーム」という酵素が豊富に含まれています。リゾチームには抗菌作用や殺菌作用がありますが、口呼吸によって口腔内が乾燥すると、唾液が充分に出なくなり、リゾチームの働きも悪くなってしまいます。それによって虫歯や歯周病、口臭などを引き起こしやすくなるのです。

歯並びが悪くなる

慢性的に口呼吸が続くと歯並びが悪くなります。歯は口の中で、舌の力や頬の力、そして口周りの筋肉から様々な圧力をかけられることによって正しい位置に並んでいきます。口呼吸が続くとそれらの力のバランスがとれなくなり、それによって出っ歯になったり歯並びが悪くなったりしてしまいます。

老け顔や歪みの原因になる

口呼吸によって、口が常に空いた状態になっていると口周りの筋肉が衰えてきます。そうなると顔にハリがなくなりほうれい線や二重あごができやすくなって、老け顔の原因となります。また子どもの場合は、口呼吸が続くと顔全体の骨格を歪める原因にもなるので、将来的に顔の表情に大きな悪影響を及ぼしかねません。

集中力が落ち、体全体の疲れの原因になる

口呼吸は鼻呼吸に比べて、体内に取り入れられる酸素の量が格段に少なくなります。体への酸素供給量が不足すると、体内酸素の20%以上を消費するという脳に大きな影響を及ぼします。口呼吸によって脳が酸素不足になると、集中力が低下したり、体の疲れの原因となったりしてしまいます。

睡眠時無呼吸症候群の引き金となる

睡眠時の口呼吸は、舌が後方に落ち込んで気道を塞ぐ場合があり、それによって睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあります。

以上のように、口呼吸は成長や健康維持に様々なデメリットを及ぼしかねないのです。
もしあなたがこの記事を読んで「自分も口呼吸になっているかも」と思われた場合は、是非次に紹介する「丹田呼吸」をお試しください。

口呼吸解消には「丹田呼吸」がお勧め!

様々な悪影響を及ぼす口呼吸を解消するには、意識的に鼻呼吸をすることが大切です。鼻呼吸をより効果的に行うために今回ご紹介したいのが「丹田呼吸」です。
丹田というのは、おへそから手の指4本分くらい下の部分にあり、体の重心でありエネルギーが集まる場所として昔から重要視されてきました。
この丹田を意識して行う呼吸が丹田呼吸です。
丹田呼吸のやり方を簡単に説明すると以下の通りです。

① 下半身が安定するように軽くあぐらをかいて床に座る。
② 背筋を伸ばして、両手を合わせて「丹田」に添える。
③ 「丹田」を意識して、お腹を膨らませながらゆっくり鼻から息を吸う。
④ 「丹田」を意識して、お腹を凹ませながらゆっくりと口から息を吐く。

丹田呼吸は鼻からゆっくりと息を吸うことで、口呼吸よりもたくさんの酸素を取り入れ、気持ちを落ち着かせる効果があります。マスクを外している時に是非、この丹田呼吸を行ってみてください。丹田呼吸を習得すると、口呼吸の改善、ストレスの解消、免疫力アップなど様々なメリットが得られます。

正確に丹田呼吸を学ぶなら「不二流体術名古屋・大阪道場」へ!


丹田呼吸は「丹田」を意識するところから始まります。普段気にすることのない体の部分を意識するというのは意外と難しいものです。そこで正しく丹田を意識し、効果的に丹田呼吸を学びたいなら、是非我が道場「不二流体術名古屋・大阪道場」へお越しください。
不二流体術とは、近年話題にもなっている古武術の一種です。古武術とは本来武士の時代に戦に勝ち抜くための武術として発展しましたが、昔から多くの人々が効率的な体の使い方や心と体の鍛練の為にこの古武術を活用してきました。近年この古武術的な体の使い方が、
・肩こりや腰痛の予防や緩和
・ストレス解消
・介護や育児による体への負担の軽減
など、普段の生活に活かせるとして大きな注目を集めています。
不二流体術では、まさにこの古武術的体の使い方を学びます。効果的かつ効率的な体の使い方を習得するのに最も基本的で重要なことが「丹田」を意識することなのです。全ては丹田を意識し丹田から力を出すことから始まります。そしてそれができるようになると、正確な「丹田呼吸」を身に付けることができるのです。

さらに、当道場では、特許も取得しました「特殊セラミック塗料」を施工しております。この塗料により海抜千メートルと同じ環境となり、道場内にマイナスイオンを発生させます。一般的にウイルスはプラスイオンに付着して空気中を舞っているので、道場内に発生したマイナスイオンと付着して床へ落ちてしまうのです。

このような仕組みにより当道場は、ウイルスが蔓延しない環境となっていますので、マスクを外しても安心して稽古を行うことができ、先述した口呼吸による弊害を回避することができるのです。

これからも当分続くであろうマスク生活の中で、口呼吸を解消するためにも、是非私たちと一緒に不二流体術を学びませんか?

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