「実戦で使用可能な護身術」として、クラブマガと不二流体術の違いを解説します

クラブマガと不二流体術体術、どちらを習ったほうが、早く強くなれますか?護身術として、有効ですか?という質問を、無料体験や見学の方から良く受けます。

クラブマガは、イスラエル軍やアメリカで正式に採用されているくらいなので、目的は実戦であり、命のやりとりです。技術の比較の優劣に意味は無いかと思います。

決定的な違いは、不二流は、日本武道であるということです。武士たち・侍たちが、命をかけて生きた時代に、練り上げてきた、日本人にとって最高の強くなる方法です。

これだけでも、どちらを学ぶことに価値があるのか、おわかりいただけると思いますが、他にも大きな違いがあるため、詳しく解説します。

パンチングミットを打つ様子

本文・クラブマガとこの画像は関係ありません。

それぞれの源流の違い

源流は外国の戦争の中で戦う術ですが、不二流体術は、日本発祥です。日本人には日本人の体の特性、骨格、力の強弱、得手不得手、力の発揮の仕方があり、欧米人とは全く異なります。オリンピック等の世界的スポーツのシーンを思い出して頂けると思います。

そういう意味では、日本人には不二流体術が…というより、日本武道が適合すると言い切りたいと思っております。

ビジネス化、商業化の毒

「お金を払って習いに行く、商品化された『クラブマガ』と『不二流体術』」という観点があります。世の中には、ビジネスとして捉えてはいけないものがあると思います。それは、例えば医療、教育、保育、介護などです。日本武道もそのうちの一つだと思います。

過度に商品化されたクラブマガが失ったものとは

率直に申し上げて、習いやすく、カッコよく、楽しく、続けやすい。クラブマガという軍隊の格闘技を、馴染みやすいものに変質させている。そんな印象を受けます。

素手で人を殴ることが、果たして実戦で有効?

拳も足先も鍛えていない者が、いや、鍛えていても、実戦で人を殴る・蹴るをすることは、リスクしかありません。殴る方が、骨折したり歯が手に刺さったりします。また、法律上も大変危険ですし、相手をより興奮させてしまいがちです。
護身の、実践の場面で、女性が男性を打撃で制圧すると勘違いしてしまうことは、非常に危険です。

マーケティングのインパクト

しかし、宣伝やマーケティングで使われている素材にはパンチキックの様子があります。楽しく、すぐに、オシャレに学ぼうとすると、そのような事を真っ先に稽古し、表にも伝えないといけない。

そう言ったものはボクササイズやキックボクササイズの役割です。護身をうたうなら、これではいけない。私はそう思います。

真の護身術とは?

直ちに身の安全を確保する。身の回りにあるものを、武器化する。逃げる。そう言ったものです。有事に冷静になる事は大変難しいです。興奮してしまい落ち着きを失った心を、一瞬で見つめ、冷静になる練習をする。そういったことが真の神日の始まりです。

そして地味ではあるけれども確実に強くなるために体を鍛えるのです。素手で一度人を殴ったことが大素手で一度人を殴ったことがない人間が、細い腕で相手を殴ることさえできないでしょう。

ちょっと過激に書いてしまいましたが、事実かどうかは自らの目で見て、体で感じ判断する方法です。

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