日本人は創意工夫が得意!その事例と理由とは?


皆様こんにちは!日本人は創造力が豊かということをよく言われますが、その理由をご存じですか?今回は日本人の創意工夫に着目して、なぜ日本人は創意工夫が得意なのか、日本人が生みだした文化や製品についてご紹介できればと思います。

■目次

■なぜ日本人は創意工夫が得意なのか?
■日本人の創意工夫によって生まれたもの
■先人から受け継いだ日本人の精神を学ぶなら古武術がおすすめ
■【大阪・名古屋】無料道場体験で本物の古武術を体感!

■なぜ日本人は創意工夫が得意なのか?


日本人が創意工夫に優れている理由は何なのでしょうか?文化や歴史、その他の面から考えてみようと思います。

精密さと完璧主義

日本の文化には、物事を細部にわたって丁寧に行うという価値観が根付いています。この「精密さ」や「完璧主義」は、工芸や製造業、日常生活の多くの面に現れており、これが創意工夫を促進しているといえます。

「和」や調和の精神

日本の文化には、「和(わ)」や「調和」を重視する精神があります。この精神は、異なる要素を統合し、バランスを取ることを重要視します。現代まで伝わる日本の伝統文化を見ても、外国から入ってきた文化や技術を排除せずに受け入れ、さらに創意工夫で発展させて自分たちのものとしていったことがよく分かります。

「改善」の精神

ものづくりにおいて、常に改良・改善を重ね、より良いものを作ろうとする考え方は近代以前より日本の技術力の発展に寄与してきました。近年では海外でも技術支援などを通して「KAIZEN」の考え方が広まっています。

困難な状況下での発展

日本は島国であり、また地震や台風など自然災害が多い場所です。これらの困難な環境下で生き抜くために、先人たちは創意工夫を凝らしてきたといえます。

外来文化の受容と改良

日本は古くから外来の文化や技術を受け入れ、それを独自に改良して発展させることに長けていました。例えば、中国や韓国からの技術や文化が、日本独自の形に進化しました。このプロセスは、日本人の創意工夫が生まれる土壌となったといえます。

このような背景があり、日本人が世界に誇れる創造力を育んだと考えられます。
そして日本人の創意工夫は、国内にとどまらず全世界に影響を与えるものとなりました。

■日本人の創意工夫によって生まれたもの


日本人の創意工夫によって生まれたものは、文化的なものから技術的なものまで幅広く、多くの分野で世界に影響を与えています。
ここではその一例をご紹介したいと思います。

1. ひらがな・カタカナ

ひらがなとカタカナは、日本独自の音節文字であり、平安時代に成立しました。もともと日本語には独自の文字がなかったので、奈良時代には中国から入ってきた漢字を用いた「万葉仮名」で表記していましたが、日本独自の表音文字として漢字を崩してひらがなを、漢字の一部分をとってカタカナが作られました。
平安時代、正式な文章は漢文であったため、より簡単に日本語を表記することができるひらがなは主に女性が使う文字とされていました。
一方でカタカナは、漢文を勉強する際に日本語でメモをするための文字として主に男性社会で使われていました。
ひらがなとカタカナが発明されたことで、漢字を含めて日本語では3つの文字体系を使用するようになりました。現代では文学や日常のコミュニケーションにおいて、これらの文字の使い分けによって豊かな表現が行われています。

2. 火縄銃

火縄銃は、日本で戦国時代(16世紀)に広く使用された火器で、1543年にポルトガル人によって種子島に伝えられたものが始まりです。戦国大名たちはこれを採用し、日本の鍛冶職人たちは火縄銃を複製、さらに改良を行いました。伝来後、火縄銃は急速に発展して各地に普及し、大量生産がおこなわれるのと同時に、「短筒」や「大鉄砲」など様々な形態のものも開発されました。戦国時代の日本国内には約50万挺の火縄銃が保有されており、同時代の世界中を比べても突出していました。ヨーロッパのものより品質も良かったようです。

3. 日本刀

日本刀は、平安時代から鎌倉時代にかけて発展した刀剣で、武士の象徴として広まりました。諸外国でも古来より様々な剣が作られてきましたが、日本刀は特に高度な鍛錬技術、美しい曲線美とデザイン、そして優れた切れ味と耐久性において抜きんでています。
日本刀は武器としてだけでなく、芸術品としても高く評価され、現代では世界中でコレクターや愛好家がいるほどです。

4. 茶道

茶道は、鎌倉時代に中国から抹茶が伝来したことに始まります。茶は禅宗と深くかかわりがあり、修行中の眠気覚ましのための「薬」として飲まれていたものが、武家社会で禅宗が広がるとともに喫茶の文化も一緒に浸透していきました。そして、村田珠光が現代まで続く茶道のもととなる「わび茶」を生みだし、戦国時代に千利休によって大成されました。茶道は礼儀作法、美意識、精神性を重視し、茶室、茶器、庭園が一体となった総合芸術です。日本の美意識や精神性を象徴する文化として、国際的にも知られています。

5. からくり人形・和時計

江戸時代には、平和な時代が続いたことで科学技術が大きく発展しました。その代表的なものがからくりです。有名な茶運び人形といった見世物的なからくりをはじめ、毎日時間の間隔が変化する不定時法を表示することができる和時計など、高度なからくりが発明されました。ゼンマイや糸を使った精巧な機械仕掛けの技術は、日本の工芸技術と機械工学が融合した例として高く評価されています。
江戸時代後期から明治にかけてこの分野で活躍した「からくり儀右衛門」こと田中久重はのちの東芝につながる芝浦製作所の創業者でもあります。

6. インスタントラーメン

1958年に日清食品の創業者、安藤百福によって発明されインスタントラーメンは、乾燥した麺と調味料がセットになっており、お湯を注ぐだけで手軽に食べられるアイデア商品です。手軽で美味しい食事として広く普及し、今では日本のみならず世界中で食べられるようになりました。

7. 絵文字

チャットやメールなど、文字コミュニケーションで欠かせない絵文字は、1999年にNTTドコモの栗田穣崇によって開発されました。2010年には絵文字(Emoji)が新たに文字コードに追加され、世界的に対応されたことで日本国内だけでなく世界中で利用されるようになりました。

8. 電気炊飯器

三菱電機が1955年に初の電気炊飯器を発売した電気炊飯器は、電気の力で米を炊く装置で、家庭での炊飯作業を簡便化しました。さらに開発から現在に至るまで、ただ米を炊くだけではなく、より美味しく炊けるように各社が創意工夫を凝らしており、日本製の電気炊飯器は海外でも高い評価を受けています。

9. 新幹線

新幹線は、1964年に開通した世界初の高速鉄道システムで、東海道新幹線として東京と大阪を結びました。新幹線の開通は日本の鉄道技術を世界に示すとともに、国内の移動を高速化し、経済発展に大きく寄与しました。現在では、台湾新幹線をはじめとし海外への輸出も進められています。

いかがでしたか?これらの文化や技術は、より良いもの、便利なもの、洗練されたものを目指した創意工夫と技術力の結晶であり、さまざまな分野で世界に大きな影響を与えています。

■先人から受け継いだ日本人の精神を学ぶなら古武術がおすすめ


このように、日本人は古来から現在に至るまで、創意工夫を行うことで新たな文化やテクノロジーを生みだし、人々の暮らしを豊かに、便利にしてきました。

これらの創意工夫の根底には、日本人が古来より育んできた価値観、精神性が大きく影響しているといえそうです。

ですが、現代の日本ではこのような伝統的な価値観や精神性は忘れられつつあるのではないかと危機感を覚えます。
もちろん、海外の文化や考え方にも良いものはたくさんあります。しかし、ここまで日本が発展してきたのは、やはり先人たちが培ってきた伝統的な価値観や精神性があったからではないでしょうか。

グローバル化が叫ばれる今の時代だからこそ、改めて自分達のルーツでもある伝統的な日本の価値観・精神性を学んでみてはいかがでしょうか。

もし日本人の伝統的な価値観や精神性について学んでみたい、身に付けたいと考えている方がいましたら、ぜひおすすめしたいのは古武術(護身術)です。

古武術は日本に伝統的に伝わってきた護身のための武術で、合気道の元になったものでもあります。
古武術は文字通り、古来から格闘術として受け継がれてきたものであり、相手がどのような者であっても実戦で勝つために磨き上げられてきました。そのため、自分より体格の大きな相手にも対応できるよう、筋肉の大きさに頼った力まかせの強さではなく、人間の体の構造を上手く利用した、合理的な身体の使い方によって相手を制します。

このように古武術は実戦的な格闘術ではありますが、その一方で精神修養という側面も持ち合わせています。
相手を倒すために、という意識ではなく自分自身を成長させるために稽古をするのです。

古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事としてたくさんの方が稽古に通われています。
そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!

古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流体術では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。

古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。

古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。

私たちの流派「不二流」の特徴は、正しく身体を使うための基礎的な身体づくりです。全くの初心者の方でも稽古をする中で、少しずつ無理なく取り組むことで護身術を実践するための身体を作ることが出来ますし、格闘技経験者の方にも本格的な古武術の身体操作を学び身に着けられると好評です。

※不二流体術についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流体術(ふじりゅうたいじゅつ)」について知ろう!

■【大阪・名古屋】無料道場体験で本物の古武術を体感!

現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。

日本人本来の身体操作を身に付けたい、本物を学びたいと考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。
今まで見学に来られた方の中には、古武術を実践する体験の中で、身体の感覚が変わったと感動される方も多くいらっしゃいました。

百聞は一見にしかず。私たちは随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味がある」「実際に体感してみたい」という方はまずは見学・体験でにお越しいただければと思います。

現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。

道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【不二流体術の道場ってどんな所?】名駅道場を覗いてみよう!
【不二流体術の道場ってどんな所?】大阪の稽古場を覗いてみよう!
【稽古の様子】護身術・不二流体術の普段の稽古の様子をご紹介します
【あなたはなぜ不二流体術に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!
【あなたはなぜ不二流体術に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2

【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!

・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!

・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。

・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。

・鍛錬の大切さが分かりました!

・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!

・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。

・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。

興味を持たれた方は・・・

道場の見学や体験などのご相談はメール・LINEでも受け付けておりますので、まずはお気軽にお問合せいただければ幸いです!

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無料体験ご予約

まずは個々のご都合で結構です。ぜひ、一歩前に踏み出しましょう。
そして無料体験に来てください。私岩山が初めて感じた感動を味わっていただけることを
お約束します。無料体験後もご検討頂いてOKです。

体験練習・相談無料 不二流体術の特徴は「一歩前に出る」ことです