皆様こんにちは!近年では、家庭で礼儀作法をうるさく言われることも少なくなっているのではないかと思いますが、やはり日本の伝統的なマナー・所作が身に付いている人を見ると、「きちんとしている人だな」と好印象を受けますよね。
今回はワンランク上の大人になるため、教養としてぜひ覚えておきたい、日常生活で生かせる伝統的な所作をご紹介したいと思います。
■目次
■日本の伝統的な所作の特徴
■覚えておきたい日本の伝統所作3選
■日本伝統の身のこなしを学ぶなら、古武術がおすすめ。
■【大阪・名古屋】無料道場体験で身体の感覚を体感してください!
■日本の伝統的な所作の特徴
所作とは、単なる動作や振る舞いではなく、そこに込められた心遣いや敬意が表れるものです。日常生活の中で自然と身につけている所作もあれば、特別な場面で求められる厳格な作法もあります。
日本の伝統的な所作やマナーは、他者への配慮や礼儀を大切にする日本人の価値観を反映しているといえます。
現代社会では無意味に思えることもあるかもしれませんが、その一つひとつは、合理的であり、また無駄をそぎ落とされた美しさがあります。
■覚えておきたい日本の伝統所作3選
では、大人として身につけておきたい所作を三つ紹介します。これらを意識して、日常の中に自然な品格のある、ワンランク上の大人を目指しましょう!
①お辞儀の所作
お辞儀は日本人にとって最も基本的な挨拶の一つです。言葉を使わずに感謝や謝罪、敬意を伝える手段として古くから用いられてきました。お辞儀には主に三つの種類があります。
会釈(えしゃく): 15度程度の軽いお辞儀で、日常の挨拶や軽い感謝の表現に使います。
敬礼(けいれい): 普通の礼です。30度程度の深さで、お客様や目上の人に対して用いられるお辞儀です。
最敬礼(さいけいれい): 45度以上の深いお辞儀で、高貴の方に対する礼や、深い感謝や謝罪に使います。
お辞儀の際は、背筋をまっすぐに伸ばし、手は体の横に自然に添えます。目線は地面に向け、静かに頭を下げましょう。
②食事の所作
大人になると会食などで様々な人と食事の席をともにする機会があります。
箸の使い方をはじめ、食事の所作はその人の印象を大きく左右することもあるので、美しい所作を身に付けたいものです。
●お箸と茶碗の上げ下ろし
お箸は右手で上から取って、左手で受け、右手で持ち直すのが正しい取り方です。
またお茶碗やお椀など、器を持ち上げて食べる際には、まず右手で器を取り、左手で持ちます。それから、右手でお箸を上から取り上げ、器の底を支えている左手の人差し指と中指で一旦受けて、右手を持ちなおします。
下ろす際には、まずお箸から下ろします。
手順は、取り上げる時とは反対で、まず器の底を支えている左手で受け、右手で上からお箸を持ち直して、置きます。
その後、右手で添えるように横から器を持って、下に置きます。
参考:https://youtu.be/teO2t__An2U?feature=shared&t=43
●改まった食事の席では懐紙があると便利
手皿は実はマナーが良くない、という話を聞いたことがある方は多いと思います。
普段の食事や、友人同士の気軽な席では気にしなくても問題ないでしょうが、改まった会食で懐石料理などをいただく時には、ぜひ懐紙を用意するようにしましょう。
懐紙は手皿の代わりに使うだけでなく、焼き魚や殻付きのエビなど、手で押さえたいときに使ったり、魚の骨を出すときに口元を隠したり、お皿に残った骨や殻を隠すように置くことにも使えます。
もちろん、ティッシュと同じように手などの汚れを拭くのにも使えます。
なお、使用済みの懐紙は自分で持ち帰るのがマナーです。
ただ、バッグや着物の袂に入れると汚れてしまうので、懐紙を使う際はジッ○ロックのような、小さめのジッパー付きビニール袋を忍ばせておくとスマートです。
●茶道では食べきれないお菓子は持ち帰る
お茶席では、お店で食事をする場合とは異なり、出されたものはその場で食べきるか、やむを得ず食べきれない場合は残して帰らずに、持ち帰るのがマナーです。
お菓子を持ち帰る際にも懐紙で包みます。
残菜入れ(ざんさいいれ)という、小さな持ち帰り用の折り畳み箱も市販されているので、甘いものが苦手な方などは、お茶会にお呼ばれする際に持参すると良いでしょう。
③扇子の所作
日本の伝統的なマナーには欠かせないのが扇子の所作です。
現代では、夏に涼をとる用途でしか使わない方がほとんどですが、扇子には儀礼的な用途もあります。扇子は用途によって種類が異なるため、使用するTPOに合わせて適切なものを選びましょう。
●基本の開き方と閉じ方
扇子は基本的に紙と竹でできているので、雑に扱うとすぐ傷んで破れてしまいます。
・開くとき:まず、扇子を横に向けます。右手で要(かなめ)の近くを上から持って、左手は紙に近い部分の骨を下から受けるように持ちます。右手の親指で親骨を押し出すようにして一枚目を開いてから、水平にスライドするように開きます。
・閉じる時:開いたときと同じじように、扇子を水平にします。親骨を押さえてスライドさせるように閉じていき、最後に残りの紙の折り目がおかしくならないように気を付けて親骨を閉じます。
参考:https://youtu.be/MZ4lT6QxUWw?feature=shared
●挨拶するとき
礼装用の扇子を持っている場合、座って挨拶をする際には扇子を前に置いてから一礼します。茶道や日本舞踊など、和のお稽古事ではまず最初に習う所作です。
日常生活では、例えば、結婚前の両家の顔合わせなど、座敷で改まった挨拶をするような場合に使えます。
参考: https://youtu.be/5_NwVr8ffmA?feature=shared
●金封を渡すとき
御礼やお祝いなど、金封を渡す場合に切手盆の代わりとして使うこともできます。
参考:https://youtu.be/MOqMlZaj7TM?feature=shared&t=315
今回は日常生活でも取り入れられそうなものを3つご紹介しました。
日本人としての教養を高め、ワンランク上の大人を目指してみてはいかがでしょうか。
■日本伝統の身のこなしを学ぶなら、古武術がおすすめ。
さて、今回は伝統的な所作についてお伝えしてきましたが、西洋化した世の中で日々あわただしく生きる現代人の私たちは、コスパ・タイパといった言葉が流行るように、ついこのような伝統的な良さを忘れてしまいがちです。
ですが、やはり自分たちの先祖が大切に受け継いできた文化や、そこにある精神性を知ることで、改めて日本人としてのアイデンティティを認識できることでしょう。
伝統的な所作を美しく行うためには、やはり姿勢も大切です。日本人的な美しい身のこなしを学ぶには、日本舞踊や茶道といった和の習い事が一般的ですが、古武術も非常におすすめです。
古武術は日本に伝統的に伝わってきた護身のための武術で、合気道の元になったものでもあります。古武術では、日本人の伝統的な精神性、そして日本人本来の力を発揮するための、古来から受け継がれてきた正しい身体操作を身に付けることができます。
古武術は文字通り、古来から格闘術として受け継がれてきたものであり、相手がどのような者であっても実戦で勝つために磨き上げられてきました。そのため、自分より体格の大きな相手にも対応できるよう、筋肉の大きさに頼った力まかせの強さではなく、人間の体の構造を上手く利用した、合理的な身体の使い方によって相手を制します。
このような古武術(護身術)を学ぶことで、西洋的な生活を送っている現代人の我々も、昔の日本人のように正しく美しい姿勢や、負担がかからない身体の使い方などを学ぶことができるのです。
力まかせに闘うものではない、という点で女性や子どもなど力の弱い人でも問題なく取り組むことができるのも古武術を学ぶ魅力の一つです。
古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事としてたくさんの方が稽古に通われています。
そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!
古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。
古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。
古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。
私たちの流派「不二流」の特徴は、正しく身体を使うための基礎的な身体づくりです。全くの初心者の方でも稽古をする中で、少しずつ無理なく取り組むことで護身術を実践するための身体を作ることが出来ますし、格闘技経験者の方にも本格的な古武術の身体操作を学び身に着けられると好評です。
※不二流についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流(ふじりゅう)」について知ろう!
■【大阪・名古屋】無料道場体験で身体の感覚を体感してください!
現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。
日本人本来の身体操作を身に付けたい、本物を学びたいと考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。
今まで見学に来られた方の中には、古武術を実践する体験の中で、身体の感覚が変わったと感動される方も多くいらっしゃいました。
百聞は一見にしかず。私たちは随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味がある」「実際に体感してみたい」という方はまずは見学・体験でにお越しいただければと思います。
現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。
道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【不二流の道場ってどんな所?】名駅道場を覗いてみよう!
【不二流の道場ってどんな所?】大阪の稽古場を覗いてみよう!
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2
【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!
・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!
・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。
・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。
・鍛錬の大切さが分かりました!
・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!
・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。
・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。
興味を持たれた方は・・・
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