
皆様こんにちは!最近では着物を着る男性が少しずつ増えてきました。
和装のレンタルショップや着物イベントも盛り上がっており、以前に比べて若い男性を中心に「休日に着物を楽しむ」「おしゃれとして着物を取り入れる」人が目立つようになったように感じます。
しかし、ただ着物を着れば「かっこよく見える」わけではありません。着付けのちょっとしたコツ、そして身のこなしや所作の違いによって、印象は劇的に変わります。
本記事では、
・男性が着物を着るメリット
・ワンランク上を目指すための着付けポイント
・さらに魅力を高める所作・振る舞い
を、初心者にも分かりやすく丁寧に解説していきます。
和装の世界は敷居が高いようでいて、実は誰でも始められるもの。あなたがもし「いつか着物を着てみたい」「もっと着物を着こなしたい」と思っているなら、今日のこの記事がその一歩になります。
■ 着物男子はかっこいい!男性が着物を着るメリット

男性が着物を着ると、まず目を引くのは「独特の雰囲気」です。スーツやカジュアルな洋服では出せない、落ち着き・品格・個性が自然と備わります。
● 着物は体型を“良く見せる”効果がある
多くの男性が「自分はスタイルに自信がないから着物は似合わない」と考えますが、実はその逆です。
着物は 身体のラインを拾いすぎず、胸元から腰までをまっすぐに整えるため、誰でも“凛とした姿”に近づけます。
例えば、
・肩幅が広い人 → 体格がより頼もしく見える
・細身の人 → 中に肌着や補整を入れることで落ち着いた輪郭になる
・お腹が気になる人 → 着物なら理想の体型!帯の位置がかっこよくきまる
といった感じです。
洋服よりも体型の補正などで調整がしやすいので、「似合わない人の方が少ない」といわれるほどです。
● ファッションとして“差別化”できる
休日に街を歩けば、洋服のスタイルはある程度似通っているもの。
しかし、着物姿の男性は少ないので、ぱっと周囲の目を引きつけます。
また着物男子は、落ち着いた大人の余裕やオシャレな人、粋な人といったイメージを持たれやすく、良い意味で記憶に残る存在になります。
人と違う装いを楽しみたい人には、これ以上ない選択肢です。
● 着物は“姿勢が整う”効果もある
普段着る機会の少ない着物をきると、何となく背筋が伸びるような気持ちになります。
また着物は洋服と違い、前かがみになったり猫背になったりするとすぐ乱れます。
そのため、
・自然に背筋が伸びる
・歩き方が丁寧になる
・動作が落ち着く
というメリットもあります。
これは単なるファッションでは得られない「身体への良い影響」であり、多くの着物愛好家が和装を続ける理由にもなっています。
● 着物は話題作りにも役立つ
普段のお出かけで着物を着ていると、
「なぜ着物を?」
「どこで着付けを学んだんですか?」
こうした会話のきっかけを自然と作れるのもメリットです。
とくに交流会やパーティーなどによく参加し、人とよく会う方にとってはコミュニケーションツールとしても優秀と言えます。
■ ワンランク上をめざす、男性着物の着付けのポイント

このようにたくさんのメリットがある着物ですが、“かっこよく着る”ためには、実は難しいテクニックよりも「基本の丁寧さ」が重要です。
ここでは、誰でもすぐ実践できる着付けのコツを順番に解説していきます。
着付けポイント①:自分のサイズに合った着物を!
かっこよく着るためには、まず「自分のサイズに合った着物を着る」というのが重要です。
着物は、洋服にくらべてサイズに流動性がある、というイメージがありますが、男性の場合は裾を紐で上げずに、着物そのままの長さの対丈(ついたけ)で着るため、サイズ選びは大切です。
また袖も短すぎると、腕がにょきっと出て不格好なので要注意です。
そのため、仕立て上がりや古着などで着物を購入したり、お下がりを貰った場合には
・丈が合っているか(くるぶしが隠れる位の長さが理想)
・裄(腕の部分の長さ)が合っているか(洋服の時よりも少し短め、手首の骨のぐりぐりの部分にかかる程度が理想)
は必ず確認しましょう!
着付けポイント②:衿元は“詰めすぎず・抜きすぎず”
男性着物の衿元は、女性のように抜きません。しかし、詰まりすぎて首が苦しそうに見えると、全体の印象が硬くなってしまいます。
理想は指1本ほどの余裕。これだけで、見た目の自然さも大きく変わります。
着付けポイント③:背中心を合わせる
着物の背中には“背中心”という縫い目があります。
これが肩・背中の中央にしっかり合っているかどうかで、見た目の端正さが大きく変わります。
ずれていると、後ろ姿の印象が崩れてしまうので、着た後は必ず背中側もチェックします。
着付けポイント④:襟は左右対称にする
③にも通じますが、背中心がズレていた場合、襟も左右がズレてしまいます。
襟がズレると、着崩れてしまったような印象になってしまうので、鏡を正面と少し斜めから見て、襟の角度や重なりを揃える習慣をつけましょう。
あえて少し襟元を崩して着る場合でも、左右は対称になるようにするとよいでしょう。
着付けポイント⑤:帯は高すぎず、低すぎず
男性の帯は腰骨のあたりで締めます。
よく、女性のようにウエストの位置で帯をしてめている方を見かけますが、これは間違いです。
お腹がある方は、前下がりでお腹を下から抱えるようなイメージで締めるとカッコよく決まります。
もしウエストが細く帯が上がってきてしまうような場合には、タオルなどで補正をするとよいでしょう。
帯の位置が決まると、着物姿全体の形も整います。
着付けに慣れてきたら、この“帯の高さ”を微調整して自分に合う位置を探してみると、さらにかっこよく着こなせるようになります。
着付けポイント⑥:シワを丁寧に伸ばす
着物を着る上で一番もったいないのは「シワを放置する」こと。
特に腰回り、背中はシワになりやすいので、帯を締め終わったら鏡でチェックして整える習慣をつけましょう。
ほんの少し手をかけるだけで、“きれいに着ている人”の印象に変わります。
着付けポイント⑦:足袋は清潔に
意外と見られているのが足袋です。洋服の時の靴下と違って草履だと足袋が見えてしまうので、足元が汚れていると全体が野暮ったく見えてしまいます。
着物がどれだけ素敵でも足袋が汚れていれば台無しです。
特に白足袋は汚れが目立つので要注意です。また履物を脱いで座敷で座ることがあるようなときは、足袋の裏も黒ずんでいないかチェックしておきましょう。
足袋が黒ずんできた場合は、素材に合わせて洗濯の時にブラシでこすったり、漂白するとよいでしょう。
■ さらにかっこよく!覚えておきたい、着物を着たときの所作

着物の魅力は「静止している姿」だけではありません。
歩き方、座り方、手の動きといった“所作”が加わることで、和装の魅力は完成します。
ここでは、普段の生活でも実践できる、着物を美しく見せる所作を紹介します。
所作①:美しい所作のために、まずは下準備
着物を着終わったら、「股割り」をすることで、長じゅばんや着物の裾の摩擦が取れて、裾さばきがよくなります。
「股割り」は、お相撲さんが四股を踏むときのように、両足を広げて軽くしゃがみ込むようにします。
所作②:背筋を伸ばし、歩幅は控え目に、手を大げさに振らない
歩き方は所作の基本です。
着物で歩く場合には自然に背筋を伸ばし、歩幅を普段より少し狭めて歩くようにします。また、洋服のように大きく腕を振ると、身体が捻じれるため着崩れの原因に。
腕は振らずに自然に体の近くに置き、ゆっくりとした動きで歩くと品が出ます。
所作③:座るときは“浅めに腰をおろす”
椅子に座るとき、ドスンと分反りかえるように腰を落とすと着物が乱れます。
着物のときは、足をしっかり地面につけて浅めに腰掛けるようにすると、綺麗な姿勢で座ることができます。
また羽織を着ている場合には、羽織の裾をお尻で踏まないように、後ろに払ってから座りましょう。
着物というと「難しそう」「敷居が高い」というイメージが先行しますが、実際には、
・基本の着付け
・ちょっとした動きの意識
この2つを押さえるだけで、誰でもかっこよく着こなすことができます。
むしろ着物は、“丁寧に着れば着るほど魅力が増す”服でもあり、年齢や体型に関係なく似合う希少なスタイルです。
あなたもぜひ、次のお休みに着物を手に取ってみてください。
ワンランク上の自分に出会えるはずです。
■日本古来の身体操作を習得するなら古武術がおすすめ!

ここまで男性がカッコよく着物を着るためのポイントについて紹介してきましたが、着物の所作は一朝一夕に身に付くものではありません。そこで、昔ながらの日本人の所作、身体操作を身に付けたいという方に、ぜひおすすめしたいのが古武術の稽古です。
古武術にも様々ありますが、中でも私たちの流派、不二流は日本古来の身体操作、日本人の身体や筋肉に合った身体づくりに重きを置いて稽古をしています。
そして、本当の強さを手に入れられる、ということで他の格闘技経験者からも「年齢に関わらず強くなれる」実戦的な古武術ということでお墨付きをいただいています。
(当道場の師範・岩山もキックボクシングなど他の格闘技を経験した後、真の強さを求めて不二流に転向しました)
ついてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流(ふじりゅう)」について知ろう!
不二流では、通常のウエイトトレーニングによる筋トレとは異なる、日本人の身体で最大限の力を発揮するための身体づくりメソッドのような稽古法があり、稽古を進めていくことで無理なく正しい古武術の身体操作を学び、実戦で護身術を使える身体を作っていくことができます。
そのため、男性に比べて筋力で劣ってしまう女性や子ども、力が落ちてきた高齢の方でも、無理なく強さを手に入れることができるのです。
このように書いていると、「凄く厳しい道場かも…」と尻込みされる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・(笑)
実際の道場の雰囲気は和気あいあいとした感じで、最近では女性や子どもたちもたくさん稽古に通われています。初心者の方もご安心ください!
運動が苦手な方、武道の経験がない方でも段階に合わせて無理なく稽古を進めていくので、着実に護身術を身に着けることが出来ます!
なかなか、言葉で説明するのも難しいので、ぜひ大阪、名古屋近辺にお住まいの方は、実際に体験にお越しいただき体感して頂ければと思います(^^)
また、古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事として老若男女問わずたくさんの方が稽古に通われています。そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!
古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。
古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。
古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。
もしこの記事を読んで護身術に興味を持たれた方は、ぜひ不二流を学んでみてはいかがでしょうか?
現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
どんな雰囲気なのかは、過去のブログで道場・稽古場の様子をご紹介しているので、コチラをご覧ください↓
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します
■【大阪・名古屋】まずは無料道場体験で実際に体感してください!

現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。
いざという時のために護身術を身に付けたい、と考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味があるけど、どんな所か不安・・・」という方はまずは見学・体験で雰囲気を感じて頂ければと思います。
現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。
道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2
【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!
女性会員様のインタビュー動画はこちら→https://goshinjutsu.jp/interview-video/
・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!
・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。
・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。
・鍛錬の大切さが分かりました!
・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!
・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。
・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。
興味を持たれた方は・・・
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