欧米人にとっては雑音?虫の声が聞こえるのは日本人の特殊能力?


皆様こんにちは!8月の後半になって虫の声が聞こえだすと「あ~、そろそろ秋だな」としみじみ感じますよね。
今回は、日本人にとっては秋の風物詩として親しまれている虫の声が、海外の人にはただの雑音にしか聞こえないらしい?という情報を見つけたので、どういった理由なのか、そもそもこの説は本当なのかを調べてみました。

■目次

■虫の音の聞こえ方は民族によって違う?
■日本人が虫の音を美しいと感じる理由
■日本人が古来より育んだ精神・身体操作に触れるなら古武術がおすすめ
■【大阪・名古屋】無料道場体験で身体の感覚を体感してください!

■虫の音の聞こえ方は民族によって違う?


ネットで「日本人 虫の音」と検索すると、よく出てくるのが「日本人には虫の声が聞こえ、外国人には雑音として聞こえる」という説です。

Wikipediaによると、この説は1978年に出版された角田忠信氏の『日本人の脳 脳の働きと東西の文化』によるもので、日本語を母語とする人は虫の音など自然音を言語を処理する左脳で聞くが、それ以外の国の人々は音楽と同じ右脳で処理するためノイズにしか聞こえない、という内容です。

ただ、この説には実験手法について疑問を呈する声もあり、科学的には不確かなのだそうです。

実際、現存していないものも含め、日本以外の諸外国にも虫の音を楽しむ文化は存在しています。

世界の虫の音を楽しむ文化

●日本
虫の音は万葉集の時代から、数多くの詩歌や文学に取り上げられています。虫籠で飼う以外にも、捕まえた虫を庭に放ったり、虫の音を聞きに野に出たり、様々な形で楽しまれていました。
江戸時代になると、庶民にもこの文化は広がり、虫売りといった職業も現れました。
また工芸の分野では、繊細な竹細工や蒔絵を施したものなど、調度品としての虫籠が制作されました。

●東アジア
中国でも古くより鳴く虫を飼って声を楽しむ文化があり、現代も多くの愛好家がいます。
日本と異なるのは飼育容器で、虫かご以外に瓢箪製の「葫蘆(ころ)」とよばれる小型の容器で虫を持ち歩いて声を楽しみます。映画「ラストエンペラー」でも葫蘆で飼われるコオロギが象徴的な小道具として登場します。
その他、朝鮮半島や東南アジアでも鳴く虫を飼う文化はありますが、日本や中国ほど盛んにはならなかったようです。

●ヨーロッパ
ドイツやオーストリアでは「コオロギの家」と呼ばれる、小さな家型の容器に捕まえた虫を入れ鳴き声を楽しむ文化があります。虫の声のアンサンブルを楽しむために複数の部屋をもつ集合住宅型のコオロギの家も作られました。

詳しく調べることはできませんでしたが、これ以外にアフリカや南米でも、虫の音を楽しむ文化はあるようです。

これらの情報を踏まえて、もう一度「日本人には虫の声が聞こえ、外国人には雑音として聞こえる」という説について考えてみようと思います。

ここからの内容は、あくまでも個人的な考えであって、明確な根拠のある推察ではないことを前置きしておきます。

角田氏の説で述べられているように、右脳・左脳のどちらで聞いているかはさておき、日本語のオノマトペの多さゆえに、日本語話者は「虫の音」を言語としてとらえていても不思議ではないなと思いました。
日本人は虫の鳴く音を「虫の声」と表現しますが、童謡「虫のこえ」にもみられるように、様々な種類の虫の鳴き方をオノマトペによって言語として表現できますよね。
そこで、虫の音に対する細かなオノマトペを持たない言語の話者にとって、虫の音は「声」には聞こえないのかもしれません。
雑音とまでは言わずとも、ただの環境音として聞こえていたり、虫の音を楽しむ文化のない地域の人々にとっては、そもそも特別な感情を抱かない、気にならない、ということなのかなと感じました。

■日本人が虫の音を美しいと感じる理由


古くから虫の音を楽しむ文化を育んできた日本ですが、では、日本人が虫の音を美しいと感じる理由は何なのかを考えてみました。

・聞きなれた音

そもそも、人間は聞きなれない音を耳にすると不快に感じるそうです。日本で生まれた人々は、虫の音を聞きなれているので、草むらで虫の大合唱が始まっても不快には感じないのではないかな、と思いました。

・リラックス効果

虫の音に限らず、川のせせらぎや鳥のさえずり、波の音、風が木々を揺らす音など自然音には癒しの効果があるそうです。

・文化的な感性

虫が鳴くのは夏の終わりから秋にかけての短い期間だけなので、虫の音に季節の移り変わりを感じます。また、秋の夜に鳴く虫の繊細な音色は、昔から文学や音楽のテーマにもなっており、秋のもの悲しさ、もののあわれ、わびさび、といった日本人的な感性に訴えかけるのではないでしょうか。

日本人とは切っても切れない秋の虫。
都会に住んでいたり、忙しい日々を送っていると気にすることもないかもしれませんが、ちょっと意識して耳を傾け、先人たちから繋がってきた日本人の心を感じてみてはいかがでしょうか。

■日本人が古来より育んだ精神・身体操作に触れるなら古武術がおすすめ


ここまで虫の音について考えてきましたが、感性や美的感覚以外にも、日本人が古来より育んできた精神文化があります。
代表的なものとして「武士道」などが挙げられるかと思いますが、現代の私たちがこういった伝統的な精神文化に触れる機会はあまりないように感じます。

ですが、現代の私たちが忘れかけてしまっている昔ながらの日本人の精神性や考え方は、アイデンティティの形成や精神的な支えとなり、心の豊かさ・幸せを感じる手助けともなります。

このような日本人の伝統的な精神文化を感じたいという方に、ぜひおすすめしたいのは古武術(護身術)です。

なぜ数ある伝統文化の中で古武術をおすすめするかといえば、現代人は精神的な部分以外にも、運動不足や姿勢の悪さに問題を抱えていることが多いからです。

古武術では、日本人の精神性を学びながら、健康的に身体を動かす習慣をつけることができます。そして、ただ身体を動かすだけではなく、日本人本来の力を発揮する方法、古来から受け継がれてきた身体操作を正しく身に付けることができるのもポイントです。

心身ともに伝統的な日本人の考えを学べるのが古武術(護身術)だといえます。

古武術は日本に伝統的に伝わってきた護身のための武術で、合気道の元になったものでもあります。
古武術は文字通り、古来から格闘術として受け継がれてきたものであり、相手がどのような者であっても実戦で勝つために磨き上げられてきました。そのため、自分より体格の大きな相手にも対応できるよう、筋肉の大きさに頼った力まかせの強さではなく、人間の体の構造を上手く利用した、合理的な身体の使い方によって相手を制します。
このような古武術(護身術)を学ぶことで、西洋的な生活を送っている現代人の我々も、昔の日本人のように力を発揮できる正しい姿勢や、負担がかからない身体の使い方などを学ぶことができるのです。

力まかせに闘うものではない、という点で女性や子どもなど力の弱い人でも問題なく取り組むことができるのも古武術を学ぶ魅力の一つです。

古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事としてたくさんの方が稽古に通われています。
そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!

古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流体術では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。

古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。

古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。

私たちの流派「不二流」の特徴は、正しく身体を使うための基礎的な身体づくりです。全くの初心者の方でも稽古をする中で、少しずつ無理なく取り組むことで護身術を実践するための身体を作ることが出来ますし、格闘技経験者の方にも本格的な古武術の身体操作を学び身に着けられると好評です。

※不二流体術についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流体術(ふじりゅうたいじゅつ)」について知ろう!

■【大阪・名古屋】無料道場体験で身体の感覚を体感してください!

現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。

日本人本来の身体操作を身に付けたい、本物を学びたいと考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。
今まで見学に来られた方の中には、古武術を実践する体験の中で、身体の感覚が変わったと感動される方も多くいらっしゃいました。

百聞は一見にしかず。私たちは随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味がある」「実際に体感してみたい」という方はまずは見学・体験でにお越しいただければと思います。

現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。

道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
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【あなたはなぜ不二流体術に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2

【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!

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・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。

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・鍛錬の大切さが分かりました!

・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!

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そして無料体験に来てください。私岩山が初めて感じた感動を味わっていただけることを
お約束します。無料体験後もご検討頂いてOKです。

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