【花粉症対策】肚を使う武道がアレルギーに強い身体を作る理由


皆様こんにちは!春先になると、目のかゆみやくしゃみ、鼻水に悩まされる人が急増します。日本では花粉症人口が年々増加しており、国民の約半数が何らかの花粉アレルギーを抱えていると言われています。
実際に、なんとか症状を抑えたい、何か良い対策はないか、と考えておられる方は多いのではないでしょうか?

今回は、武道における身体の使い方、つまり「肚(はら)」を使うことが花粉症などアレルギーを抑える、といわれている事についてご紹介したいと思います。
日本古来の身体観である「肚」と、現代人の抱える花粉症との関係を探りながら、アレルギーに強い身体をつくるヒントを考えてみます。

■目次

■花粉症とは何か?現代医学と東洋医学の視点
■武道における「肚」とは何か?
■呼吸と免疫の関係:腹式呼吸の力
■現代人に失われた「肚」の感覚とアレルギーの関係
■「肚を使う」を正しく実践するなら古武術・不二流へ!
■【大阪・名古屋】無料道場体験で身体の感覚を体感してください!

■花粉症とは何か?現代医学と東洋医学の視点


花粉症は、体の免疫システムが本来無害であるはずの花粉を異物と認識し、それに対して過剰な防御反応を示すことで起こるアレルギー症状です。鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状は、体が花粉を排除しようとするために起きる反応です。

現代医学では、これらの症状を抑えるために抗ヒスタミン薬やステロイド薬などを処方するのが一般的です。これらの薬は症状を軽減する効果はありますが、根本的に体質を変えるものではありません。

一方で、東洋医学では、花粉症の原因を「外的な邪気に負ける体の弱さ」として捉えます。東洋医学では、気・血・水という三つの要素が体内を循環しており、これが滞ることで病が生まれると考えられています。つまり、花粉に対して敏感に反応してしまうのは、体内のバランスが崩れていることの現れなのです。特に「肺」「脾」「腎」の働きが弱くなると、免疫のバランスが崩れ、外からの刺激に過剰に反応するようになるとされます。

このように、現代医学は症状の抑制を目的とし、東洋医学は体の根本的な強さを育てることに主眼を置きます。武道における身体の使い方は、この東洋的な身体観と深く通じているといえそうです。

■武道における「肚」とは何か?


日本の伝統的な武道では、「肚」を使うことが重要視されます。この「肚」とは、単に腹部のことを指しているのではなく、身体と心の中心、すなわち「丹田(たんでん)」を含めた重要な身体意識のことを意味します。

肚は、へその下あたりにある丹田を中心とした身体の重心であり、ここに意識を集めることで心身が統一され、安定した動きと判断が可能になります。武道においては、肚を据えることで相手に動じない精神と身体を養うことができるとされています。

また、肚の感覚は単なる筋力や持久力とは異なり、呼吸や意識、感情の制御とも密接に関わっています。肚ができている人は、感情的にぶれにくく、ストレスにも強くなると言われています。つまり、肚を使って生きるということは、身体の中心から心を安定させる生き方そのものなのです。

■呼吸と免疫の関係:腹式呼吸の力


現代人の呼吸は、浅く、早く、胸で行うことがほとんどです。特にストレスが多い生活を送っていると、無意識のうちに肩で息をし、呼吸のリズムが乱れます。このような胸式呼吸は、交感神経を優位にし、体を常に緊張状態に置いてしまいます。これが続くと、自律神経が乱れ、免疫システムが過敏になり、花粉に対しても過剰に反応してしまうといわれています。

一方、武道で実践されている呼吸法は、「肚」すなわち丹田を意識して行う深く、ゆっくりとした腹式呼吸です。息を吸うときに下腹がふくらみ、吐くときにへこむという自然な呼吸は、副交感神経を優位にし、体をリラックスさせます。これにより免疫システムが整い、外的刺激に対して過剰反応しにくい体を作ることが期待できます。

また、腹式呼吸を続けることで、横隔膜がしっかりと動くようになり、内臓のマッサージ効果も期待できます。血流が改善され、代謝が上がるため、体温も自然と上がり、冷えが解消されるケースも多く見られます。冷えはアレルギーの大敵ですから、体を温めるという意味でも腹式呼吸は有効だといえそうです。

■現代人に失われた「肚」の感覚とアレルギーの関係


現代社会に生きる私たちは、日常的にスマートフォンやパソコンに触れる生活を送っています。これにより姿勢は前かがみになり、首が前に出るストレートネックの状態になっている人も多く見られます。このような姿勢は肚の感覚を鈍らせ、呼吸も浅くなりがちです。
また、忙しい生活の中で食事も咀嚼が不十分なまま短時間で済ませる人が多く、内臓の働きも弱くなっているように思います。
こうした要因が積み重なることで、体は外界の変化に過敏になり、花粉などにも過剰反応するようになるのです。

肚を意識して過ごすことは、これらの現代病的な状態をリセットする働きを持っていると考えます。身体の中心に意識を戻し、呼吸と姿勢を整えることで、自然と体のバランスが取れ、余計な緊張が解けていきます。
これこそが、アレルギーに強い身体を作るための最も本質的なアプローチと言えるでしょう。

私たちは日々、マスクや薬、空気清浄機などに頼りながら花粉症と戦っています。しかし、それらはあくまでも「対症療法」であり、根本的な体質の改善には至りません。

真にアレルギーに強い身体を作るためには、自分の体の内側と向き合い、呼吸・姿勢・意識のあり方を見直す必要があります。そしてその鍵となるのが、「肚」という日本古来の身体知です。
日常の中で肚を意識するだけでも、身体の感覚は変わってきます。座るときに背筋を伸ばし、丹田を意識して呼吸する。食事をよく噛みながら腹で味わう。こうした小さな習慣が、やがて体全体の変化を生み、アレルギーにも強い体質を作り出すことが期待できます。

肚は単なる身体の一部ではありません。それは生き方の中心であり、自然と調和した身体感覚を取り戻すための核心なのです。花粉症に悩む方こそ、この「肚を使った生き方」を試してみる価値があります。

■「肚を使う」を正しく実践するなら古武術・不二流へ!


ここまで、丹田を意識して「肚を使う」ということが、花粉症に悩まされる現代人において重要であるとお伝えしてきましたが、いざ「肚を使おう」と思っても、丹田がどのあたりなのか、具体的にどのような状態が丹田を意識できているのか、本当に正しく出来ているかわからない、という方もいるのではないでしょうか。
そんな方にぜひおすすめしたいのが古武術を学ぶことです。

古武術では丹田を意識して肚を使った身体操作が基本となります。
中でも私たちの流派・不二流は日本人が本来持っている力を発揮する方法、古来から受け継がれてきた身体操作を正しく身に付けることができ、実用的な護身術も学ぶことが出来るという点でおすすめです。

古武術は日本に伝統的に伝わってきた護身のための武術で、合気道の元になったものでもあります。
古武術は文字通り、古来から格闘術として受け継がれてきたものであり、相手がどのような者であっても実戦で勝つために磨き上げられてきました。そのため、自分より体格の大きな相手にも対応できるよう、筋肉の大きさに頼った力まかせの強さではなく、人間の体の構造を上手く利用した、合理的な身体の使い方によって相手を制します。
このような古武術(護身術)を学ぶことで、西洋的な生活を送っている現代人の我々も、昔の日本人のように力を発揮できる正しい姿勢や、負担がかからない身体の使い方などを学ぶことができるのです。

力まかせに闘うものではない、という点で女性や子どもなど力の弱い人でも問題なく取り組むことができるのも古武術を学ぶ魅力の一つです。

古武道の動きは全身を使うため、筋肉のバランスが良くなり、姿勢が改善されます。また、深い呼吸と共に行う動作は、心肺機能の向上やストレスの軽減にも効果的です。特に現代社会で運動不足になりがちな人にとって、フィットネスとしても古武道はおすすめです。

肚を使うことは、武道やスポーツだけでなく、日常生活においても重要な役割を果たします。日頃から丹田を意識して生活することで、身体の調子が整うだけでなく、姿勢も良くなり、故障しにくい身体になります。

不二流は、日本人が本来持っていた身体の使い方を学ぶのに最適な古武術です。興味のある方は、ぜひ不二流の稽古を体験し、日本の伝統的な身体操作を身につけてみてください!

■【大阪・名古屋】無料道場体験で身体の感覚を体感してください!

古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事としてたくさんの方が稽古に通われています。
そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!

古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。

古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。

古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。

私たちの流派「不二流」の特徴は、正しく身体を使うための基礎的な身体づくりです。全くの初心者の方でも稽古をする中で、少しずつ無理なく取り組むことで護身術を実践するための身体を作ることが出来ますし、格闘技経験者の方にも本格的な古武術の身体操作を学び身に着けられると好評です。

※不二流についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流(ふじりゅう)」について知ろう!

現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。

日本人本来の身体操作を身に付けたい、本物を学びたいと考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。
今まで見学に来られた方の中には、古武術を実践する体験の中で、身体の感覚が変わったと感動される方も多くいらっしゃいました。

百聞は一見にしかず。私たちは随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味がある」「実際に体感してみたい」という方はまずは見学・体験でにお越しいただければと思います。

現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。

道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【不二流の道場ってどんな所?】名駅道場を覗いてみよう!
【不二流の道場ってどんな所?】大阪の稽古場を覗いてみよう!
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2

【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!

・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!

・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。

・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。

・鍛錬の大切さが分かりました!

・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!

・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。

・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。

興味を持たれた方は・・・

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まずは個々のご都合で結構です。ぜひ、一歩前に踏み出しましょう。
そして無料体験に来てください。私岩山が初めて感じた感動を味わっていただけることを
お約束します。無料体験後もご検討頂いてOKです。

体験練習・相談無料 不二流体術の特徴は「一歩前に出る」ことです