できることを探して、一歩ずつ。膝の手術を経ても学び続ける30代女性・S.Eさん
今回は、2025年9月に入門した30代女性のS.Eさんをご紹介します。
以前はダンスの講師として、人に教える経験もしてきたS.Eさん。不二流では一人の門下生として、身体の使い方を学んでいます。
■動けない時期にも、できる学びを探す
入門後、膝を負傷し、2026年3月に手術を受けました。
身体を動かせることが限られていた時期も、道場へ足を運び、見取り稽古を続けていました。人の動きを観察し、分からないところは質問する。身体を動かす際には、その時の状態に合わせて、できる稽古を確かめていく。
その姿を見て、素直にすごいなと思いました。
自分で考え、今の自分に合った学び方を探している。私がS.Eさんの姿から感じた強さは、そこにあります。
見学していた時間にも、考え、気づき、積み重ねてきたものがあります。
■教える経験があっても、学ぶ姿勢を大切に
S.Eさんとは、人に教えることについて話す機会もあります。
どうすれば相手に伝わるのか。どこまで説明すれば、相手が自分で考えて一歩進めるようになるのか。
これまで教える側を経験してきたからこそ、相手にきちんと伝えたいという思いがあります。そして、自分自身も質問し、改めて考えようとしています。
その真剣さは、これから稽古を重ねていく上でも、大切な持ち味になると思います。
■自分の稽古だけでなく、周りのためにも
子ども教室の手伝いや、行事の写真・動画の撮影、編集にも力を貸してくれています。
撮影した動画を見やすく編集して送ってくれるなど、時間と手間をかけてくれている場面もあります。そのおかげで、子どもたちの頑張りを保護者の皆さんに届けることができています。
自分が学ぶ時間を大切にしながら、周りのためにも動いてくれる。S.Eさんは、すでに道場を支えてくれている一人です。
■S.Eさんらしい歩みを、これからも
動いて学ぶ日もあれば、見て考える日もあります。質問して理解が進むことも、人を手伝う中で気づくこともあります。
その時の自分にできることを選び、続けてきた姿勢は、S.Eさんの大きな持ち味です。教える立場の私自身も、こうした姿から学ぶことがあります。
これから身体の動きや理解がどう変わっていくのか、楽しみにしています。焦らず、ご自身でもその変化を楽しみながら、稽古を続けてくれたらうれしいです。
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