皆様こんにちは!柔道、茶道、武士道など、日本では「○○道」と名の付くものが数多くあります。これら、日本文化における「道(どう)」は、単なる技術や手法を超えて、人生を深めるための精神的な修練や哲学的な生き方を意味します。
今回は「道」の概念について詳しく調べてみました。
■目次
■「道」の思想と代表的な例
■ 「道」の精神的意味
■「道」の精神を実践したい方に「古武道」がおすすめ!
■【大阪・名古屋】無料道場体験で古武道の精神を体感してください!
■「道」の思想と代表的な例
「道」は、もともと中国の「道教」の思想「道(タオ)」という、物事の根本的な原理、宇宙の理に従って生きることを指す言葉です。
日本ではこの思想や概念を元にして、武術や芸事を「○○道」と称するようになったと考えられます。
現代では伝統文化の象徴ともいえる「○○道」という呼び方ですが、実はこの言葉が一般的になったのは明治時代だそうです。
江戸時代以前には、武道は武術、剣術、など「○○術」という呼び方が一般的でしたし、茶道や華道も、茶の湯、立花などと呼ばれていました。
明治時代になり、「○○道」と呼ばれるようになった理由については所説あるようですが、それぞれの技術を学ぶだけでなく、それらを通して人として成長していく、人生を通して学ぶといった精神修養の面を重んじたのではないか、と想像されます。
今日においても、これらの武芸や芸事は、目先の成果や結果を求めるものではなく、物事を極めようと鍛錬を続けることに意義があり、終わりのない道を歩む中から身に付く精神的な学びに重きをおく価値観が共通しているといえそうです。
これらの伝統文化においては、どんなに長く続けていて名人といわれる人であっても、それは完成系ではありません。
一生勉強、終わりがない、ゴールがないというと絶望してしまう方もいるかもしれませんが、だからこそ奥が深く、長年稽古しても飽きることがない面白さを見いだせるのが伝統文化の世界の魅力だと考えます。
・「道」の代表的な例
① 武道
武道は、剣道、柔道、空手道など様々な種類がありますが、いずれも戦闘技術の習得だけでなく、精神修養を重視します。これらの「道」は、西洋のスポーツとはことなり、相手に勝つという結果だけを目指すのではなく、礼儀や相手への敬意、鍛錬を通した自己の精神的な成長を目的とします。
② 茶道
茶道は、茶を点てる技術や形式的な礼儀作法だけでなく、心の静けさや客人へのもてなす心が重視されます。千利休によって大成された茶道は、「和敬清寂(わけいせいじゃく)」の精神を基本とし、和やかな心と他者への敬意が求められます。
③ 書道
書道は単なる文字の美しさだけでなく、心と筆の一体感を求めます。書を書く際、精神の集中が重要であり、完成した作品はもとより、書く過程そのものにも価値が置かれます。
⑤ 華道
華道は、自然の花を生かして調和を作り出す芸術ですが、そこには自然への敬意や精神修養が含まれます。「生ける」ことは単なる装飾ではなく、花を通して心を磨く行為とされます。
■ 「道」の精神的意味
「道」に共通する精神的な意味は以下のようにまとめられます。
・無限の修行:どの「道」もゴールはなく、生涯をかけて学び続ける姿勢が求められます。これにより、日々の生活での心の成長が促されます。
・心身の調和:技術を通じて心と体を一致させ、冷静で安定した精神状態を保つことを目指します。
・礼と敬意:他者への尊重と礼儀を重んじる精神が、あらゆる「道」に通じています。競技や芸術の上達だけでなく、人格の向上も目的とされます。
「道」は、単なる技術の追求ではなく、自己を深めるための精神的な道筋です。各分野での熟練はもちろん大切ですが、それ以上に「謙虚さ」「礼」「他者への敬意」を通じて、自分自身と向き合うプロセスが重視されます。日本文化における「道」は、目に見える結果よりも、その過程にこそ価値があるという考えを教えてくれます。
この「道」の精神は、人生そのものを豊かにする指針であり、現代社会でも多くの人々に深い影響を与え続けています。
■「道」の精神を実践したい方に「古武道」がおすすめ!
さて、ここまで日本の伝統文化である「道」について書いてきましたが、これから何か「○○道」の習い事を始めてみたいけど、何を習うのが良いのかわからない、という方にぜひおすすめめしたいのが「古武道」です。
古武道は古来から受け継がれてきた伝統的な護身術で、合気道の元になったものでもあります。
人間の体の構造を上手く利用し、身体の使い方によって相手を制するのが特徴なので、稽古では正しい姿勢や、負担がかからない身体操作、身体づくりといった地道な積み重ねを行っていきます。
稽古や試合でも実際に戦うということはしないので、他の武道とは異なり勝ち負けがありません。そのため、まさに自己を見つめて鍛錬を重ねる精神修養に最適といえます。
また、護身術は適度に体を動かせるので健康にも良く、力まかせに積極的に闘うものではないので、安全性の面でも習い事として適していると考えます。
古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事としてたくさんの方が稽古に通われています。
古武術のメリットをまとめると・・・
古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。
古武術のメリット② 身体を動かして体力づくり、姿勢もよくなる!
護身術の特徴として、技を効果的に使うためにインナーマッスルで身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、自然と筋力も鍛えられて体力がつくと同時に、体幹を支えられるようになり、姿勢もよくなります。
古武術のメリット③ 礼儀作法が学べる
武道は礼に始まり礼に終わります。道場では、護身術だけでなく礼儀作法も学ぶことができます。私たちの道場では、特に子どもたちのクラスにおいて昔の修身で教えられていた「あいさつ・返事・後始末」の3つを大切に指導しています。
※不二流についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流(ふじりゅう)」について知ろう!
■【大阪・名古屋】無料道場体験で古武道の精神を体感してください!
現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。
「古武術の道場ってどんなところか不安」、と考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。随時、無料体験を受け付けているので、まずは見学・体験で雰囲気を感じて頂ければと思います。
現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、稽古は真剣に取り組みながら普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。
名古屋、大阪にお住まいでお子様の習い事に悩まれている方、ぜひ私たちの道場に来てみてはいかがでしょうか。
道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【不二流の道場ってどんな所?】名駅道場を覗いてみよう!
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【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2
【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!
・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!
・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。
・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。
・鍛錬の大切さが分かりました!
・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!
・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。
・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。
興味を持たれた方は・・・
道場の見学や体験などのご相談はメール・LINEでも受け付けておりますので、まずはお気軽にお問合せいただければ幸いです!
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