皆様こんにちは！突然ですが、護身グッズを持っている＝安全・安心だと思い込んでいませんか？
今回は護身グッズが、本当にいざという時に使うのは難しいということをお伝えできればと思います。
ぜひ、護身グッズを買う際には、この記事を参考にして買っただけで満足せずにしっかりと使えることを目指してみてください！
■目次
■護身グッズを持っているから安全とは言えない
■なぜ護身グッズは「訓練」が必要なのか？
■護身グッズを使いこなすために必要なこととは？
■いざという時に護身グッズを使えるようになるなら、古武術の稽古がおすすめ
■【大阪・名古屋】まずは無料道場体験で実際に強さを体感してください！
■護身グッズを持っているから安全とは言えない
不安な世の中になってきた──そんな言葉を耳にする機会が増えた現代。
通り魔事件、不審者の侵入、駅や街中での突発的な暴力行為。ニュースを見れば、「いつ自分や家族が巻き込まれてもおかしくない」という不安を抱えてしまうのも無理はありません。
そうした背景から、「いざというときのために護身グッズを持とう」と考える人も多いのではないでしょうか。
防犯ブザーのような比較的身近なものから、催涙スプレーやスタンガン、特殊警棒といった武器に近いものまで、ネットショップやホームセンターでも気軽に購入できる時代です。
しかしここで一つ、大きな落とし穴があります。
それは──「護身グッズを持っているから大丈夫」という“過信”です。
実際には、護身グッズを持っていても、それをうまく使えずに被害に遭ってしまうケースもあります。
たとえば、急に襲われ、バッグの中に入れていたスタンガンを取り出す暇もなく押し倒されてしまう、防犯ブザーを鳴らすつもりが焦ってうまく作動できなかったといったこともあり得ます。
加えて、護身グッズには法的な制約もあります。たとえば、催涙スプレーやスタンガンを使って相手に傷を負わせた場合、「正当防衛」になるか、「過剰防衛」や「傷害罪」に問われるかは状況次第です。
特に日本では、防衛の必要性とその程度の「バランス」が厳しく見られるため、正当な理由があったとしても過度な反撃はリスクとなります。
つまり、護身グッズは決して「万能な安全装置」ではなく、使う人の判断力と習熟度が問われる“ツール”に過ぎないのです。
持っているだけで安心してしまうのではなく、それを「扱えるかどうか」、さらに「使わずに済む状況を作れるかどうか」が、真の護身に求められる力といえます。
■なぜ護身グッズは「訓練」が必要なのか？
護身グッズが役に立つかどうかは、「その瞬間」に正しく使えるかどうかにかかっています。
何事も上手くなるには繰り返しの練習が必要なように、護身グッズにおいても道具を使い慣れることは何より重要です。
しかし、日常的にスタンガンを使ったり、催涙スプレーの噴射練習をしたりする人はほとんどいないでしょう。
一度も手にしたことのない道具を、パニック状態の中で的確に使うことは、実は想像以上に難しいのです。
たとえば、護身用スプレーを使用するには以下の動作が求められます。
①バッグやポケットからスムーズに取り出す
②噴射口を相手に向ける（自分にかからないように）
③適切な距離で噴射し、すぐに逃げる準備をする
このわずか数秒の動作も、焦りや恐怖に支配された状態では正確にできないものです。
事件現場でパニックに陥り、道具のキャップを外せなかった、スプレーを逆向きに噴射してしまった、などということになれば本末転倒です。
また、スタンガンや警棒などの接触型の護身具は、相手との距離を詰めなければならないため、リスクも高まります。
「本当に使うか？」と咄嗟にためらってしまえば、その一瞬の判断ミスが致命傷になりかねません。
だからこそ、護身グッズは“訓練なしには使えない”ものだと理解する必要があるのです。
ただ所持しているだけでは意味がなく、実際の動きを身体で覚え、反射的に行動できるようにしておかなければ、緊急時に機能しないのです。
■護身グッズを使いこなすために必要なこととは？
護身グッズは、正しく使えば危険な状況から自分の身を守る有効な手段になり得ます。しかし、ここで重要なのは先ほども述べたように「正しく使えるかどうか」という点です。
どれほど高性能な道具を手にしていても、それを状況に応じて冷静に、適切な方法で扱えなければ意味がありません。
まず大前提として知っておきたいのは、護身グッズは咄嗟の場面で“反射的に使える”ことが求められるということです。
つまり、頭で考えるよりも先に体が動くようなレベルでの習熟がなければ、実際の危機には対応できません。
●想定外の状況でも“動ける”能力が求められる
護身グッズが必要となる場面は、たいてい突然訪れます。
相手がいつ、どこから、どんな意図で襲ってくるのか──それは予測不能です。そんな中で必要になるのは、瞬間的な判断力と行動力です。
たとえば、以下のような要素が求められます。
・バッグやポケットから道具を素早く取り出す動作
・器具の構造や使い方を迷わず理解していること
・距離感やタイミングを的確に把握し、相手に無効化されないよう使う判断
・使用後にすぐ逃げる、助けを呼ぶなど、次の行動へ移れる切り替え
これらは、普段から動作や使い方を繰り返し確認していなければ、とっさにはできません。
「説明書を読んでおいたから大丈夫」と思っていても、実際の緊急時にその情報を引き出す余裕などないのです。
●精神的な“余裕”が重要なカギになる
また、護身グッズをうまく使いこなすには、精神的な落ち着きも不可欠です。
恐怖や混乱に飲み込まれた状態では、手が震えてスイッチを押せない、キャップを外せない、どこにしまってあるか分からなくなる──といった事態に陥りやすくなります。
実際、事件やトラブルの体験談を読むと、「パニックや恐怖で体が動かなかった、声が出なかった」というような声が多く見られます。
そのため、護身グッズを効果的に使うには、
・冷静に状況を見極める精神力
・圧倒的な場数や慣れ
・緊急時でも自分を制御できる自己認識
といった、「内面の力」が不可欠なのです。
●道具は“補助”であり、“主体”はあくまで自分自身
ここまで見てきたように、護身グッズは万能ではありません。
それはあくまで、使い手の判断力・行動力・冷静さを前提にした“補助的な道具”です。
たとえば、催涙スプレーを携帯していても、距離が近すぎれば自分にもかかってしまうリスクがありますし、スタンガンは相手との接触が前提ですので、相手の反撃を招く可能性もあることを認識しておく必要があります。
つまり、護身グッズを“使えるようになる”ためには、以下のような要素が大切です。
・道具の使い方を繰り返し確認する
・使用のタイミングやシチュエーションを想定する
・ストレス下でどれだけ冷静に動けるか
これらは、単に物を持っているだけでは絶対に得られない“実践的な意識”です。
●小さな意識の積み重ねが「使える力」になる
護身グッズを携帯している人の中には、「一度も使うことなく済めばそれでいい」と思っている方もいるでしょう。それは当然のことです。
しかし本当に安全を確保したいならば、「持っていれば安心」ではなく、「使える状態にあるかどうか」を常に意識することが必要です。
・道具はどこに入れてあるか、すぐ取り出せるか
・使用時の動きはスムーズにできるか
・使用後、どう逃げるか、助けを呼ぶかまで考えてあるか
こうした意識を日頃から持ち、自分自身の行動に落とし込んでおくことこそが、護身グッズを“実際に役立てる”ための土台となります。
■いざという時に護身グッズを使えるようになるなら、古武術の稽古がおすすめ
さて、ここまで護身グッズをいざという時に使う難しさをお伝えしてきましたが、「ではどのように日頃から訓練したらよいの？」と思われた方もいるかと思います。
そんな方に、ぜひおすすめしたいのが古武術、護身術を学ぶということです。
古武術の護身術は、文字通り自分の身を守る術を身につけるためのものです。
古武術なので、スタンガンや催涙スプレーの使い方などを直接学ぶわけではありませんが、基本的な護身術の技術とともに、万が一の状況で冷静に対処するためのマインドや、とっさに対応するための反射力などを学ぶことができ、護身グッズを使う際にも応用ができるようになります。
そして、護身グッズがなくても自分の身を守れるようになるのもポイントです。
護身術といっても、合気道、クラヴマガなど色々な武術がありますが、中でも古武術が特におすすめなのには理由があります。
私たち、不二流は古武術の流れを汲んだ流派ですが、本当の強さを手に入れられる、ということで他の格闘技経験者からも「年齢に関わらず強くなれる」実戦的な古武術ということでお墨付きをいただいています。
（当道場の師範・岩山もキックボクシングなど他の格闘技を経験した後、真の強さを求めて不二流に転向しました）
※不二流についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える！】「不二流（ふじりゅう）」について知ろう！
不二流では、通常のウエイトトレーニングによる筋トレとは異なる、日本人の身体で最大限の力を発揮するための身体づくりメソッドのような稽古法があり、稽古を進めていくことで無理なく正しい古武術の身体操作を学び、実戦で護身術を使える身体を作っていくことができます。
そのため、男性に比べて筋力で劣ってしまう女性や、力が落ちてきた高齢の方でも、無理なく強さを手に入れることができるのです。
このように書いていると、「凄く厳しい道場かも…」と尻込みされる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・（笑）
実際の道場の雰囲気は和気あいあいとした感じで、最近は女性の方も多く稽古に通われています。なので、年齢・性別を問わず初心者の方もご安心ください。
運動が苦手な方、武道の経験がない方でも段階に合わせて無理なく稽古を進めていくので、着実に護身術を身に着けることが出来ます！
なかなか、言葉で説明するのも難しいので、ぜひ大阪、名古屋近辺にお住まいの方は、実際に体験にお越しいただき体感して頂ければと思います(^^)
また、古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事として老若男女問わずたくさんの方が稽古に通われています。そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります！
古武術のメリット① 護身術が学べる！
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。
古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる！
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。
古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし！
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません！これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。
もしこの記事を読んで護身術に興味を持たれた方は、ぜひ不二流を学んでみてはいかがでしょうか？
現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています！
どんな雰囲気なのかは、過去のブログで道場・稽古場の様子をご紹介しているので、コチラをご覧ください↓
【不二流の道場ってどんな所？】名駅道場を覗いてみよう！
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します
■【大阪・名古屋】まずは無料道場体験で実際に強さを体感してください！
現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています！
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。
いざという時のために護身術を身に付けたい、と考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味があるけど、どんな所か不安・・・」という方はまずは見学・体験で雰囲気を感じて頂ければと思います。
現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい！」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。
道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【不二流の道場ってどんな所？】名駅道場を覗いてみよう！
【不二流の道場ってどんな所？】大阪の稽古場を覗いてみよう！
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します
【あなたはなぜ不二流に？】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました！
【あなたはなぜ不二流に？】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました！パート２
【女性会員も増えています！】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました！
・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい！
・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。
・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。
・鍛錬の大切さが分かりました！
・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です（笑）風通しのよいコミュニティで良かったです！
・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。
・皆キャラが濃いので（笑）言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。
興味を持たれた方は・・・
道場の見学や体験などのご相談はメール・LINEでも受け付けておりますので、まずはお気軽にお問合せいただければ幸いです！
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