デジタル時代の護身術 ― 情報の波に飲まれない心の整え方


私たちはいま、1日中スマートフォンとともに過ごす時代に生きています。
ニュースアプリを開けば世界中の出来事が瞬時に届き、SNSを覗けば他人の生活が絶えず流れ込み、誰かの意見や感情に自分の気分が左右される——。
「情報の海で溺れているようだ」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんなデジタル時代における“情報の波”と上手に向き合うための方法を探り、心の整え方を考えてみましょう。

■情報に疲れる時代 ― なぜ私たちは心を消耗するのか

「常にオンラインに接続されている」ことのストレス

スマートフォンを開けば、絶え間なく通知が鳴り響きます。LINE、X、Instagram、ニュース速報、メール、仕事のチャットなどなど・・・
この“常時接続”の状態は、便利さと引き換えに、私たちの心に知らぬ間にストレスを積み重ねています。

脳は本来、休息と集中のバランスを取ることで最適に働きます。
しかし、SNSの短い動画や投稿のように、次々と刺激が切り替わる情報を浴び続けると、脳が“休む暇”を失い、集中力や判断力が低下していきます。

そして気づけば、何をしても落ち着かない、ついスマホを触ってしまう、他人の投稿にイライラする、といった“情報疲れ”の状態に陥ってしまうのです。

ネガティブな情報は心に強く残る

さらに、ニュースやSNSでは、有益な情報や楽しい話題も多い一方、事件・事故・批判・炎上といったネガティブな情報、不快に思う情報も多く流れてくるのが実情です。

心理学的にも、人間の脳はポジティブなニュースよりもネガティブな出来事を強く記憶する傾向があります。
これは「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれ、進化の過程で危険を回避するために身についた本能的反応です。

しかし現代では、この本能が過剰に働き、「世の中が怖い」「他人が信じられない」という不安や無力感を引き起こしています。
いわば、“心の免疫力”が落ちてしまう状態です。

■情報との距離を取る ― デジタル・デトックスのすすめ

“情報の断捨離”を意識する

家の中を片づけるように、情報も「持ちすぎない」ことが大切です。
まずは、自分が日常的に接している情報源を整理してみましょう。

例えば、

・SNSのフォローを減らす
・ニュースアプリの通知をオフにする
・メルマガや登録サイトを整理する

といった方法があげられます。

“情報を選ぶ”ことは、“心を守る”ことでもあります。
自分が本当に必要としている情報だけを選び、余計なノイズは遠ざける勇気を持つことが、心の整理整頓につながるのです。

1日の「デジタル休憩時間」をつくる

寝る前のスマホチェックは、心身の緊張を高め、睡眠の質を下げる原因にもなります。
夕食後から就寝まではできるだけ画面を見ない“デジタル休憩時間”を設けましょう。

この時間に、

・湯船にゆっくり浸かる
・軽いストレッチや散歩をする
・紙の本を読む

といった「アナログな時間」を過ごすと、思考が自然と落ち着いてきます。

“見る・聞く・触れる”感覚を取り戻す

情報に追われる日々の中で、私たちは感覚を鈍らせてしまいがちです。
五感を取り戻すことは、情報疲れからの回復にとても効果的です。

・鳥の声を聴く
・季節の香りを感じる
・手で土や紙の感触を確かめる

こうした行為は、脳を“いまこの瞬間”に戻してくれるアンカー(錨)のような役割を果たします。
公園など自然のある場所を散歩する、植物を育てる、陶芸など実際に触れるものづくりをしてみる、など「実際に自分の身体で物事を感じる時間」を取ると良さそうです。

■心を整える習慣 ― 情報に流されない“自分軸”を持つ

「比較の世界」から抜け出す

SNSを見ていると、誰かの成功や幸せが次々と目に入ります。
華やかな生活をしていたり、充実した毎日を送っていそうな人たちの投稿を見ていると「自分は遅れている」「自分には何もない」と感じてしまうことはありませんか?
それも、SNS疲れの代表的な症状です。

他人の時間軸に合わせて生きようとすると、心がどんどん不安定になります。
大切なのは、絶対に他人と比べないこと。
自分の軸を取り戻すことで、情報に翻弄されるストレスから少しずつ解放されていくはずです。

呼吸と姿勢で心を整える

情報に疲れたときは、まず“呼吸”に意識を向けてみましょう。
深く息を吸い、ゆっくり吐くだけで、自律神経が整い、心拍が落ち着きます。

また、スマホを長時間見ていると、首が前に出て背中が丸くなりがちです。
姿勢が崩れると呼吸も浅くなり、イライラや不安が増します。
背筋を伸ばして深呼吸するだけでも、情報の波に飲まれにくい「落ち着いた自分」に戻ることができます。

“何もしない時間”の価値

多くの人が「暇」や「退屈」を悪いことだと感じていますが、実は心を回復させるためには“何もしない時間”が必要です。
公園でぼーっと空を眺めたり、カフェで音楽を聴いたりする時間は、心をリセットする大切なリズム。

情報に常に触れていると、思考が“反応”ばかりになり、“創造”ができなくなります。
心を守るとは、思考と感情の余白を取り戻すことでもあるのです。

■心を守るなら「護身術」で 内面の強さを育てるのがおすすめ

護身術は「身を守る」だけでなく「心を整える」学び

護身術と聞くと、危険から身を守るための“技”を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、護身術を学ぶことで得られることはそれだけではありません。

実戦においても相手の動きに反応するためには、心が乱れていては冷静な判断ができません。だからこそ、護身術では「落ち着くこと」「呼吸を整えること」「自分の中心を感じること」も大切な要素なのです。
そもそも合気道など日本古来の護身術では、戦う技術の習得だけでなく、精神修養としての側面もあります。強くなることだけでなく、精神的に、人間として成長することも稽古を重ねていく上での大切な目標となるのです。

この“心の構え”こそが、現代社会における情報の波に対する「心の護身術」にもなるのではないでしょうか。

情報の“攻撃”に動じない心

SNSでの誹謗中傷、ニュースの過激な見出し、ネット上での炎上など、私たちは日々、目に見えない「情報の攻撃」を受けています。
護身術では、相手の力を“受け流す”ことを学びますが、これは情報社会でも同じことがいえそうです。

攻撃的な言葉を受けたときに、それを真正面から受け止めず、「これは自分に関係のない情報」と受け流すことができれば、心を守ることができます。

“動じない自分”を育てる稽古

護身術の稽古では、技の上達以上に、「呼吸と動作を一致させる」「咄嗟のことにも冷静に判断する」といった訓練を繰り返します。
これはまさに、心と体を結びつける練習です。

このような稽古は、日常生活においても生かせる場面が多くあります。

護身術の稽古は、不安な状況でも冷静に対処したり、他人の言葉に振り回されない、怒りや恐怖を客観的に見つめられる、といった“情報の波にも動じない心”を育てる役に立つでしょう。

情報社会では、外からの刺激を完全に遮断することはできません。
大切なのは、情報に“反応”するのではなく、自分の内側で“選択”する力を養うことです。
護身術は、そのための心と体のトレーニングになるといえます。
そして、それは現代においてもっとも必要な「生きる力」と言えるでしょう。

■心を整える護身術を学ぶなら不二流へ!

ここまでデジタル時代の護身術として、心の整え方、心の構え方についてお伝えしてきましたが、実際に護身術を学んでみたいと思われた方には、古武術の護身術をおすすめしたいと思います。

護身術、と一口に言っても様々な武術がありますが、その中でも私たちの流派、不二流は古武術の流れを汲んだ流派で、戦うことよりも、身体づくりや身体操作に重きを置いて稽古をしています。

不二流では、通常のウエイトトレーニングによる筋トレとは異なる、日本人の身体で最大限の力を発揮するための身体づくりメソッドのような稽古法があり、稽古を進めていくことで無理なく正しい古武術の身体操作や呼吸法を学び、実戦でも護身術を使える身体と心を作っていくことができます。

そのため、男性に比べて筋力で劣ってしまう女性や子ども、力が落ちてきた高齢の方でも、無理なく稽古をすることができます。

そして、本当の強さを手に入れられる、ということで他の格闘技経験者からも「年齢に関わらず強くなれる」実戦的な古武術ということでお墨付きをいただいています。
(当道場の師範・岩山もキックボクシングなど他の格闘技を経験した後、真の強さを求めて不二流に転向しました)

※不二流についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流(ふじりゅう)」について知ろう!

このように書いていると、「凄く厳しい道場かも…」と尻込みされる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・(笑)
実際の道場の雰囲気は和気あいあいとした感じで、最近では女性や子どもたちもたくさん稽古に通われています。初心者の方もご安心ください!

運動が苦手な方、武道の経験がない方でも段階に合わせて無理なく稽古を進めていくので、着実に護身術を身に着けることが出来ます!

なかなか、言葉で説明するのも難しいので、ぜひ大阪、名古屋近辺にお住まいの方は、実際に体験にお越しいただき体感して頂ければと思います(^^)

また、古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事として老若男女問わずたくさんの方が稽古に通われています。そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!

古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。

古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。

古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。

もしこの記事を読んで護身術に興味を持たれた方は、ぜひ不二流を学んでみてはいかがでしょうか?

現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!

どんな雰囲気なのかは、過去のブログで道場・稽古場の様子をご紹介しているので、コチラをご覧ください↓
【不二流の道場ってどんな所?】名駅道場を覗いてみよう!
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します

■【大阪・名古屋】まずは無料道場体験で実際に強さを体感してください!

現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。

いざという時のために護身術を身に付けたい、と考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味があるけど、どんな所か不安・・・」という方はまずは見学・体験で雰囲気を感じて頂ければと思います。

現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。

道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
【不二流の道場ってどんな所?】名駅道場を覗いてみよう!
【不二流の道場ってどんな所?】大阪の稽古場を覗いてみよう!
【稽古の様子】護身術・不二流の普段の稽古の様子をご紹介します
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!
【あなたはなぜ不二流に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2

【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!

・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!

・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。

・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。

・鍛錬の大切さが分かりました!

・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!

・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。

・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。

興味を持たれた方は・・・

道場の見学や体験などのご相談はメール・LINEでも受け付けておりますので、まずはお気軽にお問合せいただければ幸いです!

お電話でのお問い合わせ → ☎ 052-880-4504
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無料体験ご予約

まずは個々のご都合で結構です。ぜひ、一歩前に踏み出しましょう。
そして無料体験に来てください。私岩山が初めて感じた感動を味わっていただけることを
お約束します。無料体験後もご検討頂いてOKです。

体験練習・相談無料 不二流体術の特徴は「一歩前に出る」ことです