皆様こんにちは!今回は日本人の体格の変化について調べてみました。
日本人の体格は海外の人と比べると小柄なことが多いですが、最近ではかなり体格が良くなってきているように感じます。
体格は遺伝的な要素以外にも、環境や食生活などによっても左右されるものです。そのため同じ「日本人」といえど、時代とともにその体格は変化してきました。
この記事では縄文時代から現代に至るまでの体格の変化について書いてみようと思います。
■目次
■現代日本人の平均的な体格とは?他民族と比較すると?
■【時代別】日本人の体格はどのように変わってきたか
■日本人の体格に合った身体操作を学ぶなら古武術がおすすめ
■【大阪・名古屋】無料道場体験で本物の古武術を体感してください!
■現代日本人の平均的な体格とは?他民族と比較すると?
まずは現代の日本人の平均的な体格についてです。
2024年版の世界の男女の平均身長ランキングを見てみると、日本人は男性172.06cm、女性158.5cmという結果が出ています。
参考:https://sekai-hub.com/posts/wpr-average-height-ranking-2024
戦後、日本人の栄養状態は劇的に改善したため平均身長は年々伸び続けていましたが、近年では横這いが続いており、DNAの限界といわれているそうです。
ちなみにランキングの順位は男性112位、女性は141位です。195カ国のランキングなので、真ん中より少し後ろくらい、という感じでしょうか。なお、世界平均は男性171.38cm、女性159.16cmということなので、日本人は世界的に見ると中くらいの体格といえそうです。
また全体を見てみると、ヨーロッパ地域、とくに北の方は身長が高く、アフリカや東南アジアなど暖かい国では身長が低い傾向があるようです。
■【時代別】日本人の体格はどのように変わってきたか
過去の日本人の身長を知るためには、発掘された人骨の大腿骨(ふとももの骨)の長さから全体の身長を推測するそうです。
このような研究により、各時代を生きた日本人の推定平均身長が分かってきています。
縄文時代から近代までの日本人の体格の変遷についてみてみましょう。
縄文時代
この時代の成人男性の平均身長は約158cm、女性は約149cmと推定されています。
当時の日本列島は氷河期が終わり温暖な気候でした。人々は主に狩猟採集生活をしており、木の実などの植物質を中心に、魚や貝類、森に住むシカ、イノシシといった獣の肉を食べていたことが分かっています。
弥生時代~古墳時代
この時代の成人男性の平均身長は約163cm、女性は約151cmと推定されています。
稲作や金属加工の文化を持った大陸の人々が渡来しはじめ、在来の縄文人との混血が進んでいきました。渡来系の弥生人は縄文人よりもかなり身長が高かったようです。また従来の狩猟採集生活から農耕によって安定的に米を食べるようになった食生活の変化も影響したと考えられています。
近代以前の日本人では、このころの人々の平均身長が最も高くなっています。理由としては、この後の時代に仏教思想が広まり、それによって肉食が避けられるようになったことが挙げられます。
平安時代
平安時代は400年近く続いたため、この間にも人々の平均身長は変化しており、初期よりも後期の人々の方が低くなっています。400年間を通して、男性で平均160cmくらいの身長だったようです。
鎌倉時代~室町時代
平均身長は男性159cm、女性は145cm、室町時代は男性157cm、 女性147cmと推定されています。
古墳時代ごろをピークに身長がだんだんと低くなっている理由については、食生活の変化が原因とされており、狩猟をしていた頃にくらべて動物性たんぱく質の摂取が少なくなったからと考えられています。この時代の人々は、玄米や魚などを食事の中心としていました。
江戸時代
江戸庶民の平均身長は男性は155~156cm、女性は143~145cmと推定されています。
ここまでの時代で最も日本人が小柄だったのが江戸時代です。その理由としては仏教の影響から四つ足の動物を食べなかった食生活が影響していると考えられています。
ですが、全ての人が小柄だったわけではなく、例えば薩摩藩では豚肉を食べていたため他地域にくらべ比較的大柄な人が多かったようです。
身長は低かった江戸時代の人々ですが、体格は筋肉質でがっしりとしていたそうです。
明治時代以降
西洋文化の流入や食生活の改善により、日本人の体格は徐々に向上しました。明治33年以降では、国による統計がとられており、その推移を細かく見ることが出来ます。
6歳~17歳までを対象とした学校保健統計によると、
明治33年の17歳の平均身長は男性160.0cm、女性147.cmであったのが、昭和14年には男性163.8cm、女性153.0cmまで伸びました。
特に第二次世界大戦後の高度経済成長期には、食生活の大幅な改善があり、平均身長は著しく伸びました。1982年には17歳男性の平均身長が170cmを超え、女性も157.3cmとなりましたが、その後、1990年代頃から現在にかけては男女ともに横這いの傾向が見られます。
■日本人の体格に合った身体操作を学ぶなら古武術がおすすめ
ここまで日本人の体格の変遷についてみてきました。
現代人に比べてかなり小柄であった昔の日本人でしたが、当時の人々は現代人には真似できないような、重たい甲冑を着て戦場を駆け巡ったり、農作業など人力に頼る力仕事を当たり前のように行っていました。
なぜ、現代人は過去の人々よりも体格が良くなったのに、力が発揮できなくなってしまったのでしょうか。
その理由の一つとして、身体操作が西洋式に変わってしまった、ということが挙げられます。
日本人には日本人の身体に合った身体操作があり、鍛え方があります。
近年「ナンバ歩き」に注目が集まっていますが、まさにこれらの古来から伝わる身体操作こそ、日本人が本来の力を取り戻すために必要なものなのです。
そこで、正しく日本古来から伝わる身体操作を身に付けたい、本物の日本人の身体操作について学びたい、と考えられる方に古武術(護身術)をおすすめしたいと思います。
古武術は日本に伝統的に伝わってきた護身のための武術で、合気道の元になったものでもあります。
古武術は文字通り、古来から格闘術として受け継がれてきたものであり、相手がどのような者であっても実戦で勝つために磨き上げられてきました。そのため、自分より体格の大きな相手にも対応できるよう、筋肉の大きさに頼った力まかせの強さではなく、人間の体の構造を上手く利用した、合理的な身体の使い方によって相手を制します。
このような古武術(護身術)を学ぶことで、西洋的な生活を送っている現代人の我々も、昔の日本人のように力を発揮できる正しい姿勢や、負担がかからない身体の使い方などを学ぶことができるのです。
力まかせに闘うものではない、という点で女性や子どもなど力の弱い人でも問題なく取り組むことができるのも古武術を学ぶ魅力の一つです。
古武術のイメージとして、一部の特殊な人がやっているような印象があるかもしれませんが、実際は普通の習い事としてたくさんの方が稽古に通われています。
そして、古武術の稽古にはたくさんのメリットがあります!
古武術のメリット① 護身術が学べる!
古武術は護身術のための武術です。襲われた時の対処など、自分の身を守るための技術を身に着けることができます。特に不二流体術では、基礎の身体づくりから始まり、年齢や性別に関係ない本当の強さを手に入れられるのが特徴です。
古武術のメリット② インナーマッスルが鍛えられる!
護身術の技を効果的に使うためには、鍛えられたインナーマッスルによって身体を支え、正しい身体操作を行う必要があります。なので、順を追って稽古に取り組んでいくことで、インナーマッスルも鍛えられます。
古武術のメリット③ 室内でできるので、雨も日焼けも心配なし!
稽古は空調のきいた屋内で行うので、季節や天候に左右されません!これからの季節に気になる日焼けも、まったく心配せずに運動することができます。
私たちの流派「不二流」の特徴は、正しく身体を使うための基礎的な身体づくりです。全くの初心者の方でも稽古をする中で、少しずつ無理なく取り組むことで護身術を実践するための身体を作ることが出来ますし、格闘技経験者の方にも本格的な古武術の身体操作を学び身に着けられると好評です。
※不二流体術についてはこちらの記事で詳しく説明しています→【護身術が習える!】「不二流体術(ふじりゅうたいじゅつ)」について知ろう!
■【大阪・名古屋】無料道場体験で本物の古武術を体感してください!
現在、私たちは名古屋と大阪で稽古を行っていますが、お子様からご年配の方まで、皆さん自分のペースで楽しみながら稽古をされています!
最近では女性の方もたくさん稽古に通われています。
日本人本来の身体操作を身に付けたい、本物を学びたいと考える方は、ぜひ一度私たちの稽古場に体験に来てみてください。
今まで見学に来られた方の中には、古武術を実践する体験の中で、身体の感覚が変わったと感動される方も多くいらっしゃいました。
百聞は一見にしかず。私たちは随時、無料体験を受け付けているので、「ちょっと興味がある」「実際に体感してみたい」という方はまずは見学・体験でにお越しいただければと思います。
現役会員の皆さんも入門のきっかけは様々ですが、「古武道の身体操作に興味がある」「護身術を学びたい!」という同じ目標に向かって稽古に励んでいるので、稽古は真剣に取り組みながら、普段は和気あいあいとした雰囲気で、会員同士の交流も楽しんでいます。
道場や稽古場の様子・体験のレビューはこちら↓
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【あなたはなぜ不二流体術に?】道場体験に来られた方に理由を聞いてみました!パート2
【女性会員も増えています!】現在稽古をされている女性の会員様から感想をいただきました!
・受け身もとれず体を動かすことさえできなかったけど、今は受け身もできるし攻防ができるので、いつもワクワクしています。鍛錬の効果、成果を感じて、いつも楽しい!
・運動経験が無い方がほとんどですが、筋肉や骨格の動かし方から学べるので、体力、運動経験に関係なく稽古が可能だと思います。
・運動経験がある方、癖があるかたは力を抜くことから始めます。最初は難しいですが、少しずつ出来るようになりました。力を入れるからこそ力を抜けるので、まずは正しく力を入れることから始めました。
・鍛錬の大切さが分かりました!
・懇親会やLINEグループでも女性の方が積極的な印象です(笑)風通しのよいコミュニティで良かったです!
・大学卒業したばかりのYouTuberですが、良いコミュニティに出会えて良かったです。
・皆キャラが濃いので(笑)言いたいことが言える空間だと思います。気を遣わなくて良いのが嬉しいです。
興味を持たれた方は・・・
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